【陸上】走幅跳・橋岡優輝が米国で8m28のビッグジャンプ!! シーズン初戦でパリ五輪標準記録を突破!
3月15日、米国フロリダ州コーラルゲーブルズでマイアミ大学主催の「ハリケーン招待」が行われ、男子走幅跳の橋岡優輝(富士通)が2回目に8m28(+1.4)をジャンプ。自己4番目の好記録で、今夏のパリ五輪標準記録(8m27)も突破した。 日本記録は? 男子走幅跳日本歴代10傑&パフォーマンスをチェック 22年からサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)と同じタンブルウィードTCで練習を積む橋岡。昨年は故障が響いて日本選手権では3連覇を逃し、8月のブダペスト世界選手権では予選落ちを喫し、不本意なシーズンを送った。それでも、9月にはダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルで3位になるなど復調の兆しは見せていた。 今季も1月上旬から渡米し、温暖なフロリダでスプリント強化の練習などに取り組んだ。この日の試合では1回目こそファウルとなったが、24年シーズン最初の有効試技が昨季のシーズンベスト(8m15)を上回るジャンプに。その後も3回目に7m92(+2.4)、4回目に8m00(+2.6)と上々のシーズン初戦となった。 今年1月の出国時には、「1日、1日の練習を大切にしていきたい」と話し、パリ五輪でメダルをつかむためにも初戦で標準記録を突破することを思い描いていた橋岡。五輪イヤーのスタートをこの上ないかたちで迎え、8m36の自己記録や日本記録(8m40m)はもちろん、目標に掲げる「8m50」に挑戦していく。
月陸編集部