アメリカ株を支えた「株式と債券の利回り差」が消えたワケ
アメリカ株はいくつもの悪材料を凌ぎつつあるが、新たな懸念材料も出てきた(写真:gandhi/PIXTA)
世界的に今年の株式市場は、年初から頭の重い展開が続いたものの、下げ幅は限定的で、大きく崩れる展開とはなっていない。とくにアメリカでの急速なインフレ懸念の台頭とそれを受けての金利急上昇、そしてウクライナ危機の勃発という具合にメガトン級の材料が押し寄せていることからすれば、むしろ底堅い展開といってもいいだろう。 悪材料の連続にもかかわらず、株式市場は、なぜこのように落ち着いた動きを見せているのだろうか。
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田渕 直也