美祢市長選挙は元職と現職の一騎打ち!4月21日投票 山口県
4月14日に告示された美祢市長選挙には、元職の西岡晃(にしおか・あきら)氏(50)、自民党と公明党が推薦する現職の篠田洋司(しのだ・ようじ)氏(60)の無所属2名が立候補しました。投開票は4月21日に行われます。 前回と同じ顔ぶれとなった今回は、篠田市政の是非、人口減少が進む中での地域の活性化策、災害に強いまちづくり、秋吉台などの観光資源を活かした経済の振興策などが争点と考えられます。
市民一人ひとりと語り合い、持続可能な地域づくりを進めたい 西岡氏
西岡氏は美祢市出身、下関商業高等学校卒業。2003年から旧 美祢市議会議員を2期連続で、2008年から合併後の美祢市議会議員を2期連続で務めました。2016年の美祢市長選挙に初当選、2019年の出直し選挙に再選しましたが、2020年は落選。今回は返り咲きを目指しての立候補となります。 西岡氏は以下の政策を掲げました。 ・ふるさと納税を増やして人口減少を緩やかにし、持続可能なまちづくりに力を入れる ・給食費や修学旅行を無償化し、新婚・子育て応援住宅をつくる ・企業誘致や給食費無償化の段階的拡大などを進める ・市民一人一人と語り合いながら市のポテンシャルを引き出し前進させる独自の市政をつくる
美祢力向上宣言。 篠田氏
篠田氏は美祢市出身、京都産業大学経営学部卒業。美祢市に入庁し、美祢市立病院事務長、病院事業局経営管理課長(兼務)、総合政策部次長、市長統合戦略局長、美祢市副市長を歴任しました。2020年の美祢市長選で初当選、今回は2期目を目指しての立候補となります。 篠田氏は以下の政策を掲げました。 安心・安全がいちばん 1.河川・道路・美祢線など迅速な復旧 2.災害時の逃げ遅れゼロ体制の確立 3.高齢者生活支援の拡充(ゴミ出しなど) 4.帯状疱疹ワクチン接種・住民健診の充実 5.100円バスの継続 元気づくりがいちばん 1.県と連携した新たな企業団地の整備 2.新規立地・市内事業者への支援強化 3.秋吉台総合整備構想の推進 4.秋吉台上へのホテル誘致 5.農業法人の経営安定化支援 次世代支援がいちばん 1.医療費助成策の拡充(高校生まで無償化) 2.財源を明確にして給食費を無償化 3.美東地域に施設一体型小中連携学校設立 4.新図書館の建設(複合化) 5.市内企業就職者への奨学金償還助成 ひとつになれる市政がいちばん 1.美祢、美東、秋芳3つの核拠点の整備 2.ふるさと納税やNFTなどで5億円 3.地域支援員の設置 4.市民モニター制度の創設 5.NFT(デジタル住民票)で関係人口拡大