スプリングボクスがTRC対オールブラックス第2戦のメンバー発表。BK陣は大幅入替え。
現地時間9月7日にDHLスタジアム(ケープタウン)で、ニュージーランド代表“オールブラックス”と「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第4節で対戦する、南アフリカ代表“スプリングボクス”が試合登録メンバー23名を発表した。 ポジションチェンジを含めると、スターティングBKは前節から5名が入れ替わる。新しいオプションでオールブラックス相手の連勝をねらう。 脳震盪により欠場するカート=リー・アレンザに代わり、右WTBにはキャナン・ムーディーが入る。今年6月に手指を骨折した21歳のムーディーは23年W杯プールBトンガ戦以来の代表戦出場となる。FBは前節メンバー外のウィリー・ルルーが入り、チェスリン・コルビは右WTBから左WTBにスライドするため、バックスリーの先発メンバーは全員が変わることに。 ハーフ団は前節ベンチスタートだったSHグラント・ウィリアムズとSOハンドレ・ポラードが先発出場する。 FWは前節の試合前に負傷から回復して急遽ベンチ入りしたLO(4)エベン・エツベスが先発に復帰し、LO(4)に入っていたピーターステフ・デュトイがFL(7)に戻る。顔面にオールブラックスのサム・ケインの強打を受けたキャプテン、FL(6)シヤ・コリシもスターティングXVに名を連ねた。 リザーブには今年4月に肩を負傷したSHジェイデン・ヘンドリクセが入り、23年W杯以来の出場機会を待つ。 ラシー・エラスマスHCは、「ニュージーランドはワールドクラスのチームであり、先週の借りを返そうとしてくるだろう。スピードがあり、何人かのプレーヤーは試合に大きな影響を及ぼすXファクターとなり得る。先週も力強いスタートを切れば素晴らしいプレーをしていたし、これまでもプレッシャーのかかるラスト20分で何度もゲームを逆転してきた。彼らに勝つにはチームとして大きな成果を出さなければならない」と語り、2019年からTRC4連覇中で、2国間で競うフリーダムカップを2010年から保持し続けるオールブラックスへの警戒を示した。 <南アフリカ代表 ニュージーランド戦(9月7日17時00分キックオフ@DHLスタジアム)登録メンバー>※現地時間 ▼スターティングXV 1.オクス・ンチェ(シャークス・34caps) 2.ボンギ・ムボナンビ(シャークス・73caps) 3.フランス・マルヘルベ(ストーマーズ・74caps) 4.エベン・エツベス(シャークス・125caps) 5.ルアン・ノルティエ(ブルズ・3caps) 6.シヤ・コリシ(ラシン92<FRA>・87caps)[C] 7.ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ<JPN>・82caps) 8.ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks<JPN>・28caps) 9.グラント・ウィリアムズ(シャークス・14caps) 10.ハンドレ・ポラード(レスター・74caps) 11.チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス<JPN>・36caps) 12.ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ<JPN>・83caps) 13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス<JPN>・74caps) 14.キャナン・ムーディー(ブルズ・10caps) 15.ウィリー・ルルー(ブルズ・96caps) ▼リザーブ 16.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ<JPN>・70caps) 17.ゲルハルト・スティーンキャンプ(ブルズ・5caps) 18.ヴィンセント・コッホ(シャークス・55caps) 19.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ<JPN>・46caps) 20.エリフ・ロウ(ブルズ・7caps) 21.ジェイデン・ヘンドリクセ(シャークス・15caps) 22.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(ストーマーズ・7caps) 23.ルカニョ・アム(シャークス・37caps) C:キャプテン