今春から中学生の子どもが自転車通学。ママ友に「自転車保険に入るべき!」と言われたのですが、どんなメリットがあるのでしょうか?
子どもが自転車通学をする場合は、自転車保険に入ったほうがよいのでしょうか。ママ友同士で自転車保険に入るか入らないか議論になることもあるでしょう。 また、自転車保険についてよく分かっておらず、本当に加入したほうがよいのか悩んでいる人もいます。自転車保険に加入するかどうかは、概要やメリットを知ってから決めることが大切です。 本記事では、自転車保険の概要や加入するメリットなどを解説します。
自転車保険の概要を知ろう
自転車保険は、自転車を運転する人が事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりした際に補償を受けられる保険です。 一般的には、「個人賠償責任保険」と「傷害保険」の2つを組み合わせたパッケージ型の保険で、個人賠償責任保険金額や死亡保険金、治療費、示談交渉サービスなど、さまざまな内容が含まれているケースもあります。 個人賠償責任保険と傷害保険を別々に加入することもできますが、パッケージされた自転車保険を選択すれば迷わずに加入できるでしょう。個人賠償責任保険と傷害保険の概要は、以下の通りです。 ◆個人賠償責任保険 自転車事故のみならず、損害賠償責任が生じる場合に支払われる保険です。例えば、相手がけがを負ったり、相手の車両を傷つけたりするなど物損に対する損害賠償金の支払いを補償してもらえます。 ◆傷害保険 自転車事故が起きた際の自分に対する保険です。自転車事故における傷害保険は、自転車を運転中に起きた事故に適用される保険が多く、死亡保険金や入院保険金、通院保険金などを補償してもらえます。 近年では、自転車保険の加入を義務とする自治体が増えてきており、すでに義務化されている自治体もあります。自分の地域での決まりが、どのようになっているかについて確認しましょう。 自転車保険に加入する場合は、自転車屋さんで申し込む方法のほか、インターネットや携帯会社を通して申し込む方法などがあります。