バイエルンも関心を示したウナイ・エメリ監督、アストン・ヴィラと2027年まで契約延長が決定
記録した115得点を上回るのは3強のみ
プレミアリーグのアストン・ヴィラが、ウナイ・エメリ監督との契約を2027年まで延長した。 チームは2022-2023シーズンの途中にエメリ監督が就任して以降、成功を収め続けている。初年度はシーズンの中盤まで降格圏内にあった順位を7位まで上昇させ、最終的にはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得。今シーズンは現在リーグ終盤まできて、4位と大健闘を見せており、クラブにとって41年ぶりとなるチャンピオンズリーグの出場権を獲得しようとしている。さらに今シーズンのECLでの戦いでは、ヴィラが42年ぶりとなる準決勝進出も決めた。 エメリ監督は契約合意に合わせて、クラブの公式サイトで「私たちはファンや首脳陣、選手たちと一体となった素晴らしいチームを築いており、この戦いを楽しんでいる。オーナーはとても協力的で、クラブを発展させるための環境が構築できている」と現状に満足している様子を述べた。そして「私たちは常にハードワークし、賢明な判断で前に進んでいく。またオーナーとの協調性も継続し、常にチームが良くなるために取り組み続けていく」と今後の決意表明と取れる内容の言葉を続けた。 ヴィラの会長のナセフ・サウィリス氏も同様に公式サイトで「私たちは非常に興奮しており、創立150周年を祝う準備をしている。歴史的なページを刻むことを見据えて、ウナイを中心とした活動を構築している」と語った。 アストン・ヴィラは、リーグ戦では残すところ4試合。対戦相手はチェルシー、ブライトン、リヴァプール、クリスタル・パレスと強豪揃い。それにECLの頂点を目指す戦いも熾烈なゲームとなるだろう。このクラブがこのままの勢いで、ステップアップを続けていく姿に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部