「ボジョレ・ヌーボー」解禁 価格は3000円台から1万円台 円安などでやや割高に ブドウの糖度高くフレッシュな仕上がり 福岡
ワイン好きが待ちに待った秋のお楽しみ、フランス産の「ボジョレ・ヌーボー」が21日午前0時、解禁されました。 都内のワイン専門店で行われたイベントでは、大勢のファンがカウントダウンのあと今年の新酒を味わいました。 ◆参加者 「軽やかさがすごくチャーミングでおいしい」 ボジョレ・ヌーボーはフランス南部のボジョレ地区で収穫されたブドウで作られたワインの新酒で、毎年11月の第3木曜日に解禁されます。
北九州市小倉北区にある創業106年の老舗「古武士屋」は、取り扱う商品の7割をワインが占めています。 古武士屋では去年とほぼ同じ25種類1500本を仕入れて店頭販売しているほか、市内のデパートなどにも卸しています。
気温が高かった今年は、ブドウの収穫量が減少しワインの輸入量がやや減ったものの、晴れの日が続いた分ブドウの糖度が上がり、新酒ならではのフレッシュさが味わえるそうです。 ◆リポーター 「去年より濃厚です。キレのある酸味と果実の甘みのバランスがとてもいいです」
円安が続く中、気になるのがお値段ですが…。 ◆古武士屋 菊竹貴嗣さん 「大手のメーカーは割と据え置きなんですけど、他の輸入元が1割弱値上げしていますね」 価格は3000円台から1万円台まで。 円安に加えてウクライナ侵攻による航空運賃の高騰で、去年より1割ほど上がっています。 ◆古武士屋 菊竹貴嗣さん 「その年のワインがこういう出来だというのを食事と一緒に楽しんで欲しい」
ワイン好きが待ちに待った秋のお楽しみボジョレ・ヌーボー。 解禁から1週間ほどが販売のピークだということです。
テレビ西日本