【ソフトバンク】長谷川威展は「強運の持ち主。自分で言うのも何ですけど」現役ドラフト1年目のプロ初勝利
◆パ・リーグ ソフトバンク5x―4西武(29日・みずほペイペイドーム福岡) ソフトバンクが2点ビハインドの9回2死一、二塁から柳田のサヨナラ3ランで大逆転勝利を収めた。チームは6連勝で福岡移転後の通算2500勝を達成した。 この試合で9回を3者凡退で抑えた変則左腕の長谷川威展投手にプロ初勝利が転がり込んだ。昨オフに日本ハムから現役ドラフトで移籍。救援投手ながら昨季はイースタン・リーグ8勝0敗で最多勝に輝いた“勝ち運の男”が記念日を振り返った。 ―プロ初勝利 「本当に何かあっさりというか。いきなり舞い込んできたんで、実感はあんまりないですけど、うれしいです(笑い)」 ―ウィニングボールは当然回収できてない? 「スタッフの方が頑張って回収してくれて。手元にあります」 ―ビハインドながら3者凡退に抑えたからこそ呼び込んだ初勝利 「結果3人で抑えれたんで、まあ良かったなと思ってます」 ―最後の打者は芯を外してゴロ。長谷川の真骨頂 「そうですね、先っぽでバットを折ることもありますし、詰まらせて折ることもあります。確かにそういった意味では自分の投球だったのかなと思います」 ―前回登板は21日のオリックス戦。その前は移籍初登板の7日の楽天戦。間隔が空いて調整が難しい 「(マウンドで)変に(登板間隔が)空いてるとかを考えないようにしてるのと、時間を使ってでも一球一球丁寧に投げるのが必要だと思ってます」 ―移籍1年目 「やっぱりチーム状態がすごくいいので、なかなか自分のチャンスが回ってくることはないんですけど。その少ないチャンスをモノにしていくのを継続していったら、登板機会も増えていくと思う。やっぱり継続するのが一番だと思います」 ―実績豊富な救援陣 「緊迫した場面でも、意外とブルペンの中は緊迫してる感じではなくて。(登板)直前にスイッチ入れるっていう感じなんです。長いシーズン、ここで入れるって時にスイッチを入れて、オフのときはオフっていうぐらいがやっぱりいいのかなって思います」 ―救援投手ながら昨季イースタンで8勝0敗で最多勝。強運の持ち主 「やっぱり強運はあるかもしれないですね。(金沢学院)大学の時はずっと中継ぎで、先発もしてなかった。大学からプロで入る人って先発投手が多い。そんな中で中継ぎでプロに入れたっていうのもすごい強運の持ち主かなと。自分で言うのも何ですけど」
報知新聞社