【阪神】村上頌樹には吉兆?月曜日広島戦雨天中止のち連続完投へ「イニングを投げられるように」
<阪神-広島>◇6日◇甲子園 雨のち完投、再びあるぞ! 阪神村上頌樹投手(25)が7日の広島戦(甲子園)に予定通り先発する。6日の同戦が雨で流れ、先発予定だった大竹はスライドせず8日へ向かう予定だ。 4月29日のマツダスタジアムでの同戦も雨で中止となり、翌日に村上が9回1失点で完投勝利を挙げている。この男にとっては“吉兆”かもしれない月曜日広島戦の雨天中止だ。「前日に試合があった方がバッターの状況とかも分かる。そこの難しさはある」と本音を漏らしつつ「でも、もう慣れてきている感じはあるので、大丈夫かな」と力強く言った。 前回の完投翌日、チームは延長12回を戦った。結果的に中継ぎを休ませていたことが大きかった。「ああいう形になったので『投げていてよかった』と思いました。また明日、イニングを投げられるように頑張っていきたい」と気合十分。今季最多タイ112球で9回を投げ切ってからは「いつも通り過ごした」と回復も問題ない。2戦連続完投勝利なら22年4月の青柳以来、チーム2年ぶりだ。 防御率1・06でリーグトップ。とりわけ広島戦は2戦2勝、16イニングで1失点、防御率0・56と圧倒している。2週続けて同じ相手との対戦にも「前回打たれていたら考えますけど、最少失点でいけたので良い感じで入っていける」と前向き。「いつも通り、初回からいけるように」。自然体で「コイキラー」ぶりを発揮する。【中野椋】