長谷川理恵「鉄の鎧を被っている気分だった」20キロ痩せて人気モデルになるも、自分に自信が持てなかったわけ
『CanCam』専属モデルなど順調にキャリアを伸ばしていった長谷川理恵さん。しかし、気づけば鉄の鎧を被っているような気持ちになった時期もあると言います。(全3回中の1回)。 【画像】「真っ赤なビキニに鍛え抜かれた体がカッコいい」CanCamモデル時代から長谷川理恵さんを写真で振り返る(全16枚)
■20キロのダイエットをしてモデルの世界へ ── 大学のミス・キャンパスに選ばれたことがきっかけでモデルになったそうですね。 長谷川さん:大学生の時に、友だちから「私がインドのサリーの衣装作ってあげるから、ミスコンにそれ着て出てみてよ」と言われて。「なんか楽しそう」という軽い気持ちで出たんですよね。そしたら賞をいただきまして。当時は副賞が海外旅行で、「これももらえるの~!?」なんて喜んだのを覚えています。
当時“女子大生ブーム”ということもあり、『CanCam』で「今年の女子大のミス・キャンパス」といった企画が組まれ、読者モデルとして出させていただいたことがモデルのスタートです。 ── 読者モデルとして初登場してからわずか数か月後には専属モデルになりました。 長谷川さん:「運がよかった」感じです。実は高校時代はイギリスで寮生活を送っていたこともあり、モデルという職業すらほとんど知らない状態。それがたまたま、当時の『CanCam』編集長に声をかけていただいたことがきっかけで、あれよあれよという間にこの世界へ。右も左も分からない状態の私を当時の編集部の方に育て上げていただきました。
── 人気雑誌のモデルとして、どのような生活を送っていましたか? 長谷川さん:とにかく体力勝負で過酷でした。撮影が終わったら帰宅し、ちょっと寝て起きて学校へ行ったらまた撮影の日々でした。大学はなんとか卒業しましたが、慌ただしい毎日だったので大学の友人とも次第に疎遠になり、4年生の頃には「早く卒業して一人前のモデルになりたい!」と思っていました。 ── モデルと言えば体型管理も求められたかと思いますが、ダイエットもしましたか?