自動運転バス「全国広めたい」 赤澤経済財政相、小松で試乗
赤澤亮正経済財政政策・防災庁設置準備担当相は22日、小松市が運行する自動運転バスに試乗し、「意欲的で重要な取り組みだ。全国津々浦々に、しっかり広めていきたい」と意欲を語った。 閣僚が国内外に出張した際、地方創生にデジタルを活用した事例を視察するよう石破茂首相から指示されているとし、試乗はその一環だと説明。車線変更や交差点右折などが自動で行われたことを評価し「未来を感じることができた。地方創生2・0を全力で進め、地方をデジタル革命の始まりの場所にしたい」と述べた。 小松駅と小松空港を結ぶ自動運転バスは現在、運転手の同乗が必要な「レベル2」ではあるが、全国で唯一、路線バスとして運行されている。市は来年度以降に、道路環境や天候など一定の条件下でドライバーが不要となる「レベル4」の実現を目指している。