テイラー・スウィフトの6年前の「投票呼びかけ動画」がSNSで再浮上
テイラー・スウィフトがファンたちに投票を促す動画がSNSで拡散し、数百万回の再生回数を記録した。スウィフトは、今週初めのインスタグラムの投稿でファンたちに大統領選への投票を呼びかけたが、この動画は実際は2018年に撮影されたものだった。 スウィフトが自分の携帯電話で撮影したこの動画は、11月5日に複数のX(旧ツイッター)のユーザーによって投稿され、数千件のいいねと数百万回の再生回数を集めていた。 この動画は、彼女が初めて政治的立場を表明した2018年の中間選挙のときに撮られたもので、その当時、テネシー州で投票をすることを明かした彼女は、民主党の上院議員候補のフィル・ブレデセンを支持すると表明し、18歳になったばかりの若いファンに有権者登録を呼びかけていた(この選挙では、プレデセンの対立候補の共和党のマーシャ・ブラックバーンが勝利していた)。 この動画は、@taylor_swift_videosというTikTokのアカウントから投稿されたのに続いて、複数のXのユーザーによってリポストされ、5日の午前中に35万回以上の視聴回数を記録した。 この動画はまた、Xで27万人以上のフォロワーを持つビル・マデンというユーザーによってもリポストされて、160万回以上再生された。さらに、「Call to Activism」というフォロワー数が110万人以上のアカウントもこの動画をリポストし、50万回以上再生された。 スウィフトは4日のインスタグラムへの投稿で、エラスツアーの米国での日程が終了したことを祝うと同時に、翌日が大統領選の投票日であることをファンたちにリマインドした。 彼女は、9月10日のトランプ元大統領とハリス副大統領のテレビ討論会が終了した直後に、ハリスを支持する声明を投稿し、有権者登録のWebサイトのリンクを添えてファンたちに投票を促していた。スウィフトのこの投稿を経由して、33万人以上がWebサイトを訪問したと報じられた。 ハリスは、5日の投票日の前夜に激戦州のペンシルベニアで最後の集会を開き、レディー・ガガやケイティ・ペリー、ジョン・ボン・ジョヴィなどのスターが勢揃いした。しかし、この日の集会にスウィフトは姿を現さなかった。彼女は、ハリスの集会ではなく、恋人のNFL選手、トラビス・ケルシーの試合を観戦することを選んだとFOXニュースは報じた。
Conor Murray