安平選手「ガンバレ!ット」 ハンドボール型焼き菓子考案 氷見の「ニューちどり」
パリ五輪に出場するハンドボール日本代表の安平光佑選手を応援するため、ハンドボール型の創作焼き菓子を、氷見市上泉の和洋菓子店「ニューちどり」が開発した。26日から8月11日までの間、1日10個限定で販売し、「ハンドボールのまち氷見」を盛り上げる。 パリ五輪に合わせ、フランス発祥の焼き菓子「ガレット・ブルトンヌ」をモチーフにした厚焼きクッキーで、応援する気持ちを込め、もじって「ハンドボール ガンバレ!ット」と名付けた。 表面にハンドボールの模様をあしらい、中には看板商品の「金時赤飯パン」や「おはぎぱん」の食材の金時豆や大納言を入れ、フランスの海塩「ゲランド」とバターをたっぷりと使って焼き上げた。サクッとした食感と豆の優しい甘さ、ほのかに香るバターや塩の風味を楽しめる。 ハンドボールのまち氷見から36年ぶりにパリ五輪に出場する安平選手の活躍に期待を込め、オリンピック観戦を盛り上げようと、アイデアマンだった父譲りの菓子職人の金井留美社長が5月の連休明けから仕事の合間に試作を重ねて開発した。サイズは直径6センチで、価格は1個250円(税込み)。 ハンドボールの模様を出すのに苦労し、試行錯誤を繰り返したという金井社長は「見た目も味でも楽しめるスイーツに仕上げた。食べながら応援してハンドボールのまち氷見が盛り上がってくれたら、うれしい」と笑顔を見せた。