冬支度の雪吊り作業始まる 会津若松・御薬園で (福島)
福島放送
福島県会津若松市の観光庭園では、雪から木の枝を守る雪吊りの作業が始まりました。 まだ紅葉の見頃が続いている会津若松市の御薬園です。 木の中心に立てた支柱と枝先を縄で円錐状に結び、雪の重みで木の枝が折れるのを防ぐ雪吊り。 園内では2週間ほどかけて樹齢500年を超えるゴヨウマツやハイビャクシンなど、33本の冬支度が進みます。 御薬園の小林賢・庭園管理長 「奇麗な雪景色、雪の風物詩ですね、そういったものを提供するためにやっております。冬の会津をぜひ見ていただきたいなと思います」 気象台によりますと、15日の県内は各地で20度前後まで気温が上がる予想です。 本格的な冬はまだ遠いものの、雪吊りは来年3月に撤去されるまで木々を守ります。