立憲民主党・岡田克也幹事長(70)が語った「次期衆院選の戦略」と「繰り上げ当選・川内博史氏への評価」
鹿児島市を11日訪れた立憲民主党の岡田克也幹事長(70)に、疲弊する地域経済の活性化策や次期衆院選の展望を聞いた。 立憲民主党の川内博史氏、衆院比例九州で繰り上げ当選へ 裏金問題の自民・谷川弥一議員辞職、長崎補欠選挙の余波
-地方経済をどう活性化させるか。 「実質賃金が下がり、窮地にある国民生活を守るため、全体に金をばらまくのではなく、困っているところに支援の手が届く政策が重要。デフレ脱却に向け、物価上昇を上回る賃上げを大企業だけでなく、中小零細企業に広げていくことが必要だ」 -次期衆院選の戦略は。 「目標は政権奪還。289ある小選挙区のうち124議席を獲得すれば、自民を上回る計算。前回は60議席も取れておらず、実現するのは至難の業だが、可能性は十分ある」 「自民の裏金事件を受け、政治改革で野党がまとまりつつある。一緒にできる党と協力しながら、その積み重ねで自公政権を倒したい」 -立民元職の川内博史氏が衆院比例九州で繰り上げ当選する公算となった。 「川内さんは小選挙区で国政に上がってもらわないといけない人。地方を遊説しながら自民離れが激しいと感じる。今度こそ鹿児島1区でしっかりと勝ってほしい」
南日本新聞 | 鹿児島