【広島】玉村昇悟、交流戦防御率0・00ならず…規定到達にあと1回で3失点
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天3―4広島(15日・楽天モバイルパーク宮城) 広島の玉村昇悟投手が、交流戦防御率0・00の“快挙”を逃した。自責0のまま、あと1イニングで交流戦の規定投球回到達となった7回に、1死を取るまでに3失点した。1点リードでの降板となり、今季初勝利の権利は手にした。 4―0で迎えた7回は先頭・浅村に二塁打を浴び、渡辺佳の中前打で無死一、三塁。太田に2点三塁打を浴びた。さらに2番手・ハーンが走者一人の本塁生還を許した。6回0/3で90球を投げ、8安打3失点という内容だった。 交流戦の登板は、1日の敵地ソフトバンク戦で6回2失点、8日の本拠ロッテ戦で5回2失点で0勝2敗だったが、すべて失策絡みの失点で自責0が続いていた。 チームでは、大瀬良が23イニング1失点(自責0)で球団史上初の交流戦防御率0・00をマーク。昨季まで5人しかいなかった。この日、玉村が7回無失点なら交流戦史上初となる同一球団で2人の防御率0・00達成だったが、その快挙は幻となった。
報知新聞社