【節分に食べたいパスタレシピ】魔除けアイテム“いわし”の身をのっけた幸運のペペロンチーノ
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.204 いわしのっけペペロンチーノ
2月3日は節分です。いわしは節分の魔除け、鬼除けアイテム。頭を焼いて柊に刺して玄関に飾って(なかなかシュールな光景ですよね)、そしていわしの身の部分は焼いてパスタにのっけて。 アンチョビを使っていわしのW使い。旨みたっぷりのパスタです。さて、これから恵方巻も巻きたいと思います。2023年の恵方は南南東だそうですよ。 ■材料(1人分) ・パスタ:100g ・いわし:1尾 ・アンチョビ:2枚 ・にんにくスライス:1片 ・赤唐辛子(輪切り):小さじ1 ・クレソン:2本 ・舞茸:1/2pc ・オリーブオイル:大さじ2 ・塩、こしょう:適量 ■作り方 (1) いわしは骨をとり、塩、こしょう少々をふる。クレソンは斜め4センチに切る。舞茸はほぐす。沸騰した湯に塩少々を入れ、パスタは袋の表示通り茹でる。茹で汁は少しとっておく。(2) フライパンにオリーブオイル大さじ1、にんにくを入れて弱火で熱し、いわしを皮目から焼く。両面を焼いたら取り出し、アンチョビ、赤唐辛子、舞茸を入れ、酒をふりかけて炒める。(3) パスタとクレソン、茹で汁大さじ2を加えて全体を混ぜ、塩で味を調え、残りのオリーブオイルをまわしかけてなじませる。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ