“悪魔の子”が帰ってきた。不穏すぎる最新予告が解禁
悪魔の子どもとして生まれた少年が家族を不幸のどん底に突き落とす映画『オーメン』(1976年)の前日譚が登場。 『オーメン:ザ・ファースト』の最新トレイラーが届きましたよ。 『オーメン:ザ・ファースト』は、6月6日午前6時という悪魔の数字に生を受けた「悪魔の子ダミアン」の誕生秘話に迫る内容。悪の化身を生み出そうとする恐るべき陰謀とは?なぜ悪魔がやってくるのか?
この子ども、何かがおかしい
『オーメン』を知らない人のために、この作品がどんなものなのか簡単に説明しますね。 ダミアンは裕福な夫婦のもとに生まれた子ども。両親の愛情を受けてすくすく育ちます。献身的なベビーシッターも来てくれて、ダミアンは何不自由ない生活を送っていました。 でも、何かが変。ベビーシッターはイカつい犬を拾ってきて勝手に番犬にしてしまうし、ダミアンは教会に行きたがらず癇癪を起こしたり、サファリパークに行けば動物が異常行動をとったりします。しかも、ベビーシッターはダミアンに向かって「あなたのためよ」と言いながらみんなの前で自殺してしまいます…。 両親もさすがに「ダミアンってちょっとおかしいのかな」と思い始めますが、親なので我が子を疑いたくありません。むしろ、次々と起こる現象からダミアンを守ろうとします。ダミアンも、そんな親の気持ちを理解しているので、悪魔と子どもの顔を使い分けて両親を翻弄。親の気持ちを考えると本当に可哀想なんです。 ラストは想像を超えるかも?ネタバレしたくないので、とりあえず黙っておきますね。 この『オーメン』は大ヒットし、その後『オーメン2/ダミアン』(1978年)、『オーメン/最後の闘争』(1981年)、『オーメン4』(1991年)とシリーズ化され、ダミアンの成長が語られてきました。 でも、そもそも何でこの物語が始まったのか、については深掘りされてきませんでした。果たしてどんなことが語られるのでしょうかね。 日本語のトレイラーはこちらから。 『オーメン:ザ・ファースト』は、4月5日(金)全国の劇場にて公開。
中川真知子