ネリー・コルダ（写真：Getty Images）

　海外女子メジャーの全米女子オープンは30日、ペンシルベニア州のランカスターCC（6,546ヤード・パー70）を舞台に開幕する。 　注目は世界ランク1位のネリー・コルダ（米）だ。今季は1月のLPGAドライブ ・オン選手権を皮切りに4月のザ・シェブロン選手権まで「出場5試合連続優勝」を果たし、レジェンドのナンシー・ロペス（米）、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）の記録に並んだ。 　続くコグニザント・ファウンダーズ・カップは7位タイで前人未踏の「6連勝」とはならなかったが、翌週のみずほ・アメリカズ・オープンですぐさま優勝するなど、8戦6勝と異次元の強さを見せている。畑岡奈紗、メーガン・カン（米）と同組で回る予選ラウンドから注目したい。 　そのほか、セリーヌ・ブティエ（仏）、イン・ルオニン（中）、ハンナ・グリーン（豪）、ローズ・チャン（米）、コ・ジヨン（韓）、前回覇者のアリセン・コープス（米）ら有力選手がエントリー。今季限りでの引退を発表したばかりのレクシー・トンプソン（米）のプレーも話題を集めそうだ。 　日本勢は畑岡を筆頭に、古江彩佳、笹生優花、西郷真央、西村優菜、稲見萌寧、渋野日向子、吉田優利、竹田麗央、岩井千怜、岩井明愛、山下美夢有、小祝さくら、鈴木愛、櫻井心那、神谷そら、藤田さいき、尾関彩美悠、仁井優花、河本結、木村彩子の21人が出場する。