亡くなった店主が考案…「浦山ダムカレー」が10周年 埼玉・秩父の浦山ダム資料館、あす13日に記念感謝祭 ダム施設の案内なども予定 食堂は現在、思い継いだ妻が運営 注文した100人には
埼玉県秩父市荒川久那の浦山ダム防災資料館うららぴあで13日、「浦山ダムカレー竣工10周年記念感謝祭」が行われる。同館名物「浦山ダムカレー」(税込み900円)を注文した100人に、特製缶バッジやダムカード、ソフトドリンクがプレゼントされる。 浦山ダムカレーは2014年10月に荒川商工会協力のもと、同館内「さくら湖食堂」の当時の店主小池均さんが考案。これまでに、合角ダム、滝沢ダム、二瀬ダムと合わせて、「秩父4ダム」のダムカレーが開発されているが、浦山ダムカレーは元祖となる。 ご飯をダムの堤防、カレーのルーを湖に見立て、旧秩父橋をイメージしたハムカツや水質観測装置を表現したゆで卵、福神漬けがトッピング。現在は小池さんの妻茂子さんが、亡き均さんの思いを継ぎ、さくら湖食堂を運営している。 13日は、午前10時から浦山ダムカレーの販売が行われるほか、ダム施設の案内や物産販売のイベントも実施予定。
問い合わせは、荒川ダム総合管理所(電話0494・23・1431)へ。
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