韓国で“ピンキリ”を調査

12月23日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ※Huluでも配信)では、「ピンキリ調査隊inソウル」と題してKing ＆ Princeの永瀬廉と高橋海人、劇団ひとり、山崎弘也の4人が韓国でロケを行い、番組の最後には4人で食事をしながら番組スタート時の心境を赤裸々に語る一幕があった。 【写真】門脇麦・永瀬廉らが“絵本の世界”にいるようなティザーCMが初解禁＜厨房のありす＞ ■ピンキリ調査隊inソウル 番組では劇団ひとりと永瀬、山崎と高橋の2組に分かれて韓国・ソウルで“ピンキリ”を調査。朝食のピンを当てた劇団ひとりと永瀬は、高級住宅街である二村洞(イチョンドン)にあるお粥専門店を訪問し、人気ナンバーワンのアワビ粥を堪能した。 一方、山崎と高橋は南大門で大行列の屋台を訪れ、野菜ホットクを試食。ホットクは通常、甘い具材が入っているが、この店では野菜をたっぷりと使った特製チャプチェを包んだもの。高橋は「毎日食べたい」と唸った。 その後も二手に分かれ、健康法のピンキリではマイナス110度の凍結療法や古式サウナ・スッカマを体験した他、変身体験では激痛小顔マッサージや韓国アイドルになれる写真スタジオで変身写真を撮影するなどソウルの人気スポットを調査した。 ■「キントレ」スタート時の心境語る 最後は4人そろって夕食タイムへ。ビールで乾杯し、永瀬は後ろを向いてお酒を飲んでみせると、すかさず高橋が「韓国式のやつだ」と気付く。山崎は「ふざけてるけどね、そもそも。全く尊敬をしていない感じが」とツッコミを入れると、永瀬が爆笑するなど冒頭から盛り上がっていた。 劇団ひとりが「2人にとっては激動の年だったね？」と語り、高橋は「激動も激動でした」とコメント。続けて「僕、だって『キントレ』めっちゃ怖かったっすもん。正直、最初やりたくなかったです。怖すぎて」と赤裸々に告白。 劇団ひとりと山崎は驚いた表情で質問を重ねると、高橋は「キャラ的に自分大丈夫かな？っていうので」と当時の心境を明かし、劇団ひとりは「いままで5人でやってたものを自分で背負わなきゃいけない部分が増えたからね」と高橋の思いをくみ取るようにして理解を示していた。 また、高橋が「どうやっていけばいいか分かんない」と不安を永瀬に打ち明けたところ、永瀬からは「もう全然大丈夫や」と言われたと話す。永瀬は「海人は全然心配することじゃないことも心配しちゃうので、そういう意味では『キントレ』に関しては気負わないでほしいなっていう思いはありましたね」と思いを明かし、「お2人もいつも助けてくださってる心強い仲間みたいな」と劇団ひとりと山崎への感謝を語った。 その後も冗談を交えながら笑いに溢れるトークを展開し、年内最後の放送を終えた。 ■番組を通して見えた“れんかい”の人柄 今回の放送では、特に終盤の食事の場面が印象的で、笑いを交えながらではあったものの、高橋は率直な思いを打ち明け、一方の永瀬も番組を一緒に作る劇団ひとり、山崎への感謝とリスペクトを真っすぐに伝えていた。話の流れからさらりと語った様子からは、普段から心の中で感謝の気持ちを持っていたことがうかがえる一幕だった。 永瀬と高橋の2人は、2023年は2人体制でスタートを切るなど激動の年だったに違いない。2人の活躍の場の一つが「キントレ」であり、“れんかい”の2人が共演者に真っすぐに思いを打ち明けられる信頼関係が見えてきた。 今回の海外ロケを経て4人の絆がさらに深まり、それがエッセンスとなって2024年の放送も面白さを増していくのではないだろうか。 ◆執筆・構成＝ザテレビジョン編集部バラエティー班 ※高橋海人の高は正しくは「はしご高」