すぐれた耐衝撃性と耐磁性能が魅力! 「スペースマスター」の名を冠するタフネスウォッチの実力とは
●民間宇宙開発の先鞭をつけた偉大な挑戦に敬意を表した限定モデル
従来政府が主導する国家事業というイメージが強かった宇宙開発ですが、ここ数十年の間に一気に加速してきたのが民間による宇宙開発事業です。 【画像】セラミックとチタンでデザインが違う? スペースマスターを画像で見る(6枚) その先鞭をつけたのが、2004年にスケールド・コンポジッツ社が開発し、高度100km到達を成功させた宇宙船・スペースシップワン。 政府からの援助をいっさい受けることなく開発された飛行船が、宇宙空間への入口となる高度100kmでの有人飛行に成功したのは、この時が宇宙開発史上初めて。 これをきっかけに、民間企業による宇宙開発、そして「いつかは宇宙を旅してみたい」という人々の夢も一気に現実味のあるものとなっていきます。
この偉大なプロジェクトにパイロットとして参加していたのが、アメリカ海軍の元パイロット ブライアン・ビニー。 そして、彼の勇敢さと明晰な知性、類稀なるチャレンジ精神に共感し、2009年よりブランドアンバサダーとして迎え入れているのが、アメリカ発のウォッチメーカーの名門・ボール ウォッチです。 今年は歴史的な偉業から20周年という節目の年。その栄光を讃えた新作として、数量限定の特別モデル「エンジニア ハイドロカーボン スペースマスター II」(44万円、消費税込)の発売が決定しました。
●独自の耐震装置とインナーケースが優れたタフネス性を発揮
2009年発売のモデル以来の第二弾となる“スペースマスター”。 今回登場するのはチタンケースにステンレススティールベゼルを合わせた「DM2276A-S4CJ-BK」と、ステンレスケースにセラミックトップのベゼルを合わせた「DM2236A-S4CJ-BK」の2モデルで、それぞれ世界限定500本の希少なモデルとなります。
優れた耐衝撃性と耐磁性能に対するこだわりは前回のコラボモデルに通じるものがありますが、およそ15年の歳月を経てテクノロジーは大きく進化。 例えば耐衝撃性能に関しては、ボールウォッチが独自に開発した“スプリングロック耐震システム”を採用。 これは外部から力が加わった時のひげゼンマイへの影響を最大66%緩和できる耐震装置のことで、衝撃を吸収する特殊なケージを装備によって時計の精度を司るひげゼンマイを保護し、衝撃が加わった時にひげゼンマイが必要以上に動くことのないよう慣性を抑制、規則正しく伸縮運動できる位置へとひげヒゲゼンマイの位置をすばやく戻せるようになっています。 加えて耐磁性能に関しては、独自のミューメタル製インナーケースの採用によって1,000ガウス(80,000A/m)の耐磁性を獲得。 ムーブメントそのものを覆うという構造上時計そのものの厚みは16mm超とややかさばりますが、それでも振動や衝撃、磁力の影響を気にせず使えるというのは、現代のライフスタイルにおいては利便性が高いもの。 ゴルフやバイクなど強い衝撃や振動のある状況、あるいは強い磁場のある環境でも安心して使えるし、何よりも宇宙への夢を腕元で感じられるというのは大きな魅力。腕に巻いているだけで、困難に立ち向かう勇気がみなぎってきそうな1本です。 ●製品仕様 「ボール ウォッチ エンジニア ハイドロカーボン スペースマスター II」 ・品番:DM2276A-S4CJ-BK(チタンケース・SSベゼル)、DM2236A-S4CJ-BK(ステンレスケース・セラミックトップベゼル) ・価格(消費税込):44万円 ・ケースサイズ:42mm径・16.5mm厚 ・ケース:チタン もしくは ステンレススティール ・ブレスレット:ステンレススティール/チタン もしくは ステンレススティール ・ムーブメント:機械式 自動巻 BALL キャリバー RR1102-C スイス C.O.S.C.認定クロノメーター ・駆動時間:パワーリザーブ38時間 ・防水性能:300m防水 ・限定数量:各500本 ・発売時期:2024年6月下旬予定
VAGUE編集部
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