鳥インフルエンザの流行に備え 消毒用の消石灰を配布 137の養鶏農家が対象 大分
鳥インフルエンザの発生しやすいシーズンに備え、大分県は県内の養鶏農家に15日から消毒用の消石灰の配布を開始しました。 【写真を見る】鳥インフルエンザの流行に備え 消毒用の消石灰を配布 137の養鶏農家が対象 大分 高病原性鳥インフルエンザは渡り鳥が飛来する冬に発生しやすい家畜伝染病です。流行期を前に県は15日から100羽以上を飼育する県内137の養鶏農家を対象に消毒用の消石灰の配布を始めました。 県内では去年1月に佐伯市内の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し、5万6000羽が殺処分されました。今シーズンはすでに北海道で2件の発生が確認されています。 (養鶏農家・小野順一さん)「行政の方で用意していただいて大変助かります。一番手短に利用できるのが消石灰であり有効だと聞いているので、自分の所からは感染を出さないように衛生管理に努めていきたい」 県は農家に対して防鳥ネットの設置など防疫対策の強化を呼びかけています。
大分放送