「T-POPを世界へ」「目標は東京ドーム」タイ発ボーイズグループ・ATLASが描く夢
本場のグルメや雑貨などさまざまなタイカルチャーが一堂に会すとあり、毎年多数の来場者でにぎわいを見せる『タイフェスティバル東京』が、代々木公園にて5月11日~12日にわたり開催された。 【画像11枚】タイで大人気!ボーイズグループの集合&ソロショット 同イベントの目玉となるのが、伝統舞踊からムエタイのデモンストレーション、そしてタイポップス“T-POP”のアーティストまでが楽しめるステージ。今年も数々の人気アーティストがパフォーマンスを見せたなか、ひときわ大きな声援を受けていたのが、タイを拠点に活動するボーイズグループ・ATLASだ。 バックバンドの生演奏に載せて爽やかな歌声を届けながら一糸乱れぬダンスを披露した彼らは、日本のみならずシンガポールや香港など海外のイベントにも出演するなど、活躍の場をグローバルに拡大中。今回は『タイフェスティバル東京』出演直後の7人にインタビューを実施、グループの魅力や今後の目標について語ってもらった。 ATLAS (アトラス)タイの7人組ボーイズグループ。Junior(ジュニア)、Jet(ジェット)、Poom(プーム)、Nice(ナイス)、Erwin(エーウィン)、Muon(ミウオーン)、Tad(タッド)で構成される。2021年に1stシングル『MAYDAY MAYDAY』でデビュー。2024年5月、『タイフェスティバル東京』に初出演した。
ドキドキと喜びの日本初パフォーマンス
――今日はみなさんにとって日本での初パフォーマンスだったと思いますが、いかがでしたか? Junior タイからこれほど遠く離れた場所で公演をしたのは初めてだったので、始まる前はすごく緊張しました。でも多くの方々が観に来てくれてうれしかったし、これからも世界へT-POPを広げていきたいなと改めて感じました。 Muon そうだね。それから日本はタイに比べて暑くないので、パフォーマンスしやすかったです。 ――質問の途中ですみません、Muonさんの日本語が本当に流暢でびっくりしました……! 過去には日本語でラップを披露されていたこともありましたもんね。 Muon ありがとうございます! 僕は高校で日本語を学んで、そのあと京都へ留学していたんです。 メンバー一同 そうだったの~? Erwin ……ごめんなさい。もちろん僕らは知ってましたけど、知らないフリをしてみました(笑)。 ――(笑)。それでは先ほどのお話に戻ると、ステージ上では気候の違いを感じられていたんですね。 Erwin タイはとても暑いから、野外でパフォーマンスすると30分くらいでメイクが落ちてきてしまうのが大変で。 Junior 僕らを観に来てくれているお客さんも暑さで疲れてきちゃうしね。今日は天気がよかったけど涼しくて、快適でした。