【ゲゲゲ浮世絵】第六弾は艶やかに花見を楽しむ第6期ねこ娘!
『ゲゲゲの鬼太郎』浮世絵シリーズ第六弾が版三 浮世絵工房のオンラインショップに登場。今回はアニメ版第6期のねこ娘がモチーフになっている。 『ゲゲゲの鬼太郎』は漫画家・水木しげるの代表作。幽霊族の少年・鬼太郎が、人間と妖怪の間に起こるトラブルを解決していく。紙芝居・貸本時代の『墓場鬼太郎』をベースに描かれ、アニメ化の際に『ゲゲゲの鬼太郎』に改題された。 1968年にアニメ化されたのを皮切りに、およそ10年に1回ほどの周期で合計6回TVアニメメ化されている。また原点である『墓場鬼太郎』も別立ての深夜アニメとして放送された。2023年には第6期の設定をベースに過去を描く映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開され、大ヒットを記録している。 ねこ娘は、鬼太郎の女友達である半妖怪。作品によって猫娘、ネコ娘表記の場合あり。猫の能力を持ち、仲間だが裏切り常習犯のねずみ男を懲らしめることも多い。 原作にも登場するが、アニメ第2期からはレギュラーメンバーとして活躍している。また第2~6期のそれぞれでデザインが大きく異なっており、第6期では鬼太郎より長身の美女に描かれている。劇中、人間のヒロイン犬山まなからは「ねこ姉さん」と呼ばれており、これにならい6期ねこ娘を「ねこ姉さん」と呼ぶファンもいる。 株式会社版三は、世界に誇る浮世絵を継承するために伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する会社。ドラえもんやちびまる子ちゃん、進撃の巨人、スター・ウォーズやスパイダーマンを代表とするマーベルシリーズ、ゴジラなど人気コンテンツとのコラボレーションを展開している。 不思議で絶妙にマッチした世界観を版三アーティストが創造し描き上げたコラボ作品の数々は好評を得ているとのこと。 今回版三では、55年にわたって愛されてきた日本のカルチャーのひとつともいえる国民的アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の浮世絵6作品を制作。浮世絵との親和性が高く、ゲゲゲの鬼太郎の不思議で神秘的でちょっと不気味な世界観が浮世絵風表現と絶妙にマッチ。それぞれに共通する「和」のエッセンスが大切に描かれている。 『ゲゲゲ浮世絵』シリーズ6作品の第一弾「暁の友」、第二弾「清風故人」、第三弾「知己朋友」、第四弾「ねこ娘ばけねこへんげ」、第五弾「漆身呑炭」に続き、今回第六弾として、花見を楽しむ華やかな着物姿のねこ娘を描いた「あやかしの花」が登場、2024年7月26日より受け付けを開始した。 江戸時代から花見は民衆の娯楽であり、数々の花見絵が浮世絵でも描かれてきた。その中には幕を張り内輪で楽しむ役者たちもいたようで、ゲゲゲ浮世絵「あやかしの花」はそこからインスピレーションを得た作品だという。 猫や動物には見えるが人間には見えない空間で花見を楽しむ妖怪たち。美しい着物としなやかな立ち姿で華やいだ空間を彩るアニメ第6期のねこ娘、着物の模様には猫に関連した小紋が使われている。 また、伝統的な色合いだけではなくアニメの鮮やかな色彩も意識した明るめの配色で花見の楽しいひとときを描いた作品となっている。 「ゲゲゲ浮世絵」の最後を飾る「あやかしの花」。鬼太郎ファン、ねこ姉さんのファンの方はぜひチェックしていただきたい。 (C)水木プロ・東映アニメーション
アニメージュプラス 編集部