BE:FIRST・RYUHEIインタビュー
あどけなさの残るファニーフェイス、抜群のダンス力。17歳のアンファン・テリブルは、すでに世界を見つめている。 【BE:FIRST・RYUHEIさんの撮影写真をすべて見る】 「シルクのシャツは、軽く滑らかで、ほぼ着てない!?ってぐらいの心地よさ。髪色にも合ってますよね」。
「自分の歌を届けるために新幹線や飛行機に乗るってすごいことだなと思う」
全身黒のラフなファッションでスタジオに現れたRYUHEIさん。 「BE:FIRSTの7人の中で僕だけちょっと年下ですが、みんな友達のような存在。一番年上のJUNONくんのことは〝J〟って呼んでますし、LEOくん、RYOKIくん、SOTAくんはソウチン、MANATOとSHUNTOは呼び捨てです(笑)」 幼少期から始めたダンスと歌をきっかけにこの世界に入り、グループ結成時のオーディションではまだ中学生ながら、そのスキルの高さで世間を驚かせた。それほどまで夢中になれたのはなぜだろう。 「歌に惹かれるのは、歴史上に上手すぎるシンガーがたくさんいるから(笑)。アレサ・フランクリンの『Think』とか、ソウルミュージックが好き。個性が強くて、歌唱力も半端ないんです。ダンスは、自分をかっこいいと思えるから…あ、だっさ、俺こんなこと言って(笑)」
ダンスにおいてのRYUHEIさんの強みを尋ねると。 「ジャズダンスを最初に学んだことかな。例えば、腕を横に出した状態を〝点〟、出すまでを〝線〟とすると、〝線〟の動きをコントロールすることができる。瞬間的なポーズの美しさより、エモーショナルに踊るのがジャズでは大切なんです。それに対して、写真映えするのは〝点〟の方で、ヒップホップの表現に近い。逆にジャズの経験が邪魔になることもあるから難しいんですけど」 デビューして2年半。3月に初めての東京ドーム公演を終えたばかり。 「自分の歌を披露するために新幹線や飛行機に乗るってすごいなと思う。会場までの道のりは、待っていてくれる人がいるのを実感する瞬間です。東京ドームは本当に緊張したけれど、いざステージに立ったらスイッチが切り替わって、アーティストとして想いをもっと届けたいとパフォーマンスできました。開放的で歌ってて気持ちよかった。もっと上へ!という意欲と好奇心がますますあふれました。グループのポテンシャルはどんどん上がっています。次のフェイズでは日本のボーイズグループとして世界に認めてもらいたい。もう準備はできています」