試合中に突如倒れた21歳カゾー 回復を報告「恐怖だった」<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスで世界ランク74位のA・カゾー(フランス)は19日、自身のXを更新。18日に行われたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)予選1回戦で試合中に突如倒れ途中棄権となっていたが、体調が回復したと報告した。 【動画】試合中に突如倒れたカゾー、実際のシーン 21歳のカゾーは今季1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で16強入りする活躍をみせ、世界ランキングは現在の74位が自己最高位となっている。 今大会の予選1回戦でカゾーは同141位のH・マヨ(フランス)と対戦したが、1セットオールで迎えたファイナルセットの第4ゲーム途中で突如として倒れた。 主審や医療スタッフが駆け付け、当初何が起きたか理解できていなかった対戦相手のマヨも心配そうにカゾーのもとに歩み寄ったが、そのままカゾーはプレーに戻ることができず、マヨから6-4, 5-7, 1-2の時点でカゾーが途中棄権することとなった。 カゾーはコートから車いすで運び出されており、容態が心配されていたが、試合の翌日となった19日、自身のXを更新し体調が回復したと報告した。 「皆さん、こんにちは。体調が回復したことをお知らせするためのちょっとした報告です。治療と長い検査のためにマイアミの病院で一晩過ごしたあと、退院したところです。今日は体調が良くなりました。血圧も心拍数も安定しています」 「それ(倒れたこと)は弊害というよりも恐怖でした。今は身体を休めなければならないですが、すぐにコートに戻ることを望んでいます。応援メッセージをくれた皆様、ありがとうございました。また会いしましょう」 カゾーの健康と復帰が願われる。
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