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　俳優の中村雅俊が8日、タレントの関根勤のユーチューブチャンネルに出演。俳優・コメディアンとして活躍した植木等さんとの交流について語った。 【写真】コンサートで歌う植木等さん 　中村は「うちの向かいの隣かな、昔」と家が近かったことを説明。「植木さんと時間があると俺の家で卓球（をして）。（植木さんは）下手なんだけど、付き合って負けてあげるのはシャクなんで、いつもバーッてやってましたね」と親交が深かったことを明かした。 　また「地はまた違いますけどね。酒は飲まないしすごい真面目で。本当にすばらしいギタリストで」と植木さんの魅力を語ると、「卓球に似てる。分かるんですよ性格が（卓球から）。真面目に一生懸命で。絶対実力的に勝てないのに来るとか。素敵な人でしたよね」と故人を偲んだ。 　一方で仲の良さから、仕事を直接依頼したこともあると中村は告白。「俺が『夜逃げ屋本舗』をやった時に、親分役は植木さんがいいってプロデューサーがなって。（植木さんが）中々難色を示してイエスって言わないっていうので」と中村の主演作品に植木さんが出演するプランがあったことを説明した。 　その上で「じゃあこれから植木さん家に交渉に行きましょう」と気軽に植木さんを訪ねたという。しかし「『植木さん、今度夜逃げ屋本舗の…』って話したら、絶対やりたくないって表情なんですよ。ヤバいなと思って」と語り、そのまま引き下がったことを明かした。 　さらに「植木さん家の斜め前に渡辺徹の家があって。じゃあ徹の家行きましょうよって」と文学座の後輩でもあった渡辺徹さんの家にそのまま移動していたことも説明。「全然（渡辺さんの）知らないプロデューサーとか監督と入っていて。夜中の2時過ぎまでいたんですよ」と当時を振り返り、収録現場の笑いを誘っていた。