架空請求や示談金名目、940万円のニセ電話詐欺被害 茨城・石岡の男性
茨城県警は18日、同県石岡市、会社員、男性(44)が保証協会職員を名乗る男らに電子マネー利用権と現金計約940万円をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。 県警によると、男性の携帯電話に1~2日、男から「有料サイトの未払い金がある」などと電話があり、男性は同市や同県つくば市内の家電量販店で電子マネー計80万円分を購入し利用権番号を伝えた。 その後、セキュリティー会社社員や保証協会職員を名乗る男から「携帯電話がウイルス感染した可能性が高い」「訴訟を起こした人と示談するには金が必要」などと電話があり、男性は11日までに現金760万円を宅配便で送ったり、100万円を指定口座に振り込んだりしてだまし取られた。
茨城新聞社