ウクライナ国防省内で過去4ヶ月に約378億円の汚職摘発…ウメロフ国防相がSNSに投稿
ウクライナのウメロフ国防相は9日、国防省内で過去4か月で100億フリブニャ、日本円でおよそ378億円の汚職を摘発したと自らのSNSに投稿しました。 ウメロフ国防相はSNSへの投稿で、「国防省の優先事項のひとつは、組織の不正を一掃することだ」とした上で、「過去4か月間で100億フリヴニャ以上の違反があった。12月には15億フリヴニャ(約57億円)相当の弾薬購入に関する汚職計画を排除した」などと明らかにしました。 ウクライナ国家捜査局も8日、元国防副大臣と前部長に対し、横領の疑いで通告書を送付していました。 ウメロフ国防相は去年9月、汚職疑惑で事実上更迭されたレズニコフ氏の後任として国防相に就任しました。 日本は7日、上川陽子外相がキーウを訪問して、NATO北大西洋条約機構への信託基金を通じて3700万ドル、日本円にしておよそ53億円を拠出することを表明しています。