月間MVPは誰の手に…?パリーグ、3・4月の有力候補(5)首位に立つリードオフマン
2024年シーズンのプロ野球は、開幕から1カ月が経過した。スロースタートを切った選手がいる一方で、好調な滑り出しを見せている選手も多くおり、早くも成績に差が出てきている。ここでは、5月10日に発表される3・4月度の月間MVPの有力候補を紹介したい。(パシフィック・リーグ編)
周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)
22試合、打率.319、4打点、8盗塁、OPS.735 球界屈指の走力を持つ周東佑京。打撃が課題とされてきたが、今季は開幕から1番打者に定着し、好成績を残している。 2017年育成ドラフト2位指名で福岡ソフトバンクホークスに入団した周東。プロ2年目の2019年に支配下登録を勝ち取ると、翌2020年には盗塁王(50個)を戴冠。 走力を武器に一軍戦力となったが、バットで結果を残せず、レギュラーには定着できないシーズンが続いた。 それでも、昨季はシーズン終盤にかけて状態を上げ、9・10月度の月間MVPを受賞。同年は最終的に自己最多の114試合に出場し、打率.241、2本塁打、17打点、36盗塁の活躍で2度目の盗塁王に輝いた。 今季は家庭の事情によりスタメンを外れる機会もあったが、開幕からリードオフマンに定着。打率.319、4打点、8盗塁、OPS.735と役割を果たした。前年からの連続受賞はあるのか、注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部