2季ぶりの2戦連続途中出場に三笘は「結果を出せる選手が出るべき」 指揮官は「競争はいいこと」
◇プレミアリーグ ブライトン1―1アーセナル(2025年1月4日 英国・ブライトン) ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)がアーセナルとの新年初戦で今季初めて2試合連続のベンチスタートとなった。定位置を確保する前のプレミアリーグ挑戦1年目、22年10月以来で1―1の後半17分から出場したが、今季4点目はお預け。そのまま4試合連続の引き分けに終わり、8試合連続勝利なし(6分け2敗)となった。 前節12月30日のアストンビラ戦で三笘に代わって先発したFWアディングラが得点していた中、日本代表アタッカーはドリブルで好機を築く場面はあったものの、シュートまで持ち込むことができずに不発。2試合連続の先発落ちに関し「(監督からは)何も言われてないが、前節の結果を得て決めたことだと思う。結果を出せる選手が出るべきだと思うので。それを同じポジションの選手がやっている。今はいろんな選手が代わりながらやっている。監督が選ぶことなので、途中(出場)でもやるべきことやるしかない」と語った。 ヒュルツェラー監督は三笘の起用法に関して「彼は前半戦と日本代表戦で多くの試合に出場した。代表として移動も多かった。少し疲れていると思う」と指摘。一方で「試合に出れば、いつも大きなインパクトを与えてくれる。スペシャルな選手でチームで最高の選手の一人だ。すぐに先発としてピッチに戻ると思う」と話し「競争があるのはいいこと。選手全員が試合や練習で良いパフォーマンスを見せて初めて、出場に値することを認識するのもいいことだ」と続けた。