鹿児島県内の企業 4月の倒産2件 5月は増加の兆しも
鹿児島放送
県内企業の4月の倒産件数は2件で、前の年の同じ月を下回りましたが、5月は、すでに5件と増加の兆しがみられるということです。 民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、県内企業の4月の倒産件数は2件で、負債総額は1億7200万円と、今年2月以降3カ月連続で前の年の同じ月を下回りました。 このうち、出水市のさつま揚げ製造・八起屋は負債額1億5900万円となっています。 一方、5月については、これまでに5件と増加の兆しが出ていて、コロナ禍で始まったゼロゼロ融資の返済などで負担が増す中、物価高での販売不振などが経営を圧迫する要因になっているとみられています。