街で見かけるダイハツ車たちがサーキットを攻める!「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2024」に密着してみた
今年も開催!「D-SPORT Cup&ダイチャレ2024」の会場は大盛り上がり
2024年4月14日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)のショートコースにて「D-SPORT Cup」「DAIHATSU Challenge Cup」が開催されました。 【画像】新旧ダイハツ車大集合!白熱したサーキットタイムアタックの様子を見る(83枚)
本イベントはモビリティビジネスのグローバル商社であるSPKとダイハツがタッグを組み「モータースポーツを起点としたモノづくり・コトづくり」の一環として催されたもので、ダイハツ車(OEM車両を含む)ユーザーであれば誰でも参加可能な走行会イベントです。 ダイハツはかつて、エントリーのモータースポーツ活動として「ダイハツチャレンジカップ(通称ダイチャレ)」を開催していましたが、2009年を最後にモータースポーツ活動から撤退するタイミングに合わせて終了していました。その後、SPKが主催する「D-SPORT Cup」と共催というかたちで2022年に復活を果たし、それ以降定期的に開催されています。
エントリーは67枠の大盛況!
イベントは車種やレベル別に6つのクラスに分けられ、午前中に練習走行が35分、午後はタイムアタック走行15分×2回の走行枠が設けられました。
さらに、インストラクターによる初心者向け講習や走行アドバイスなども実施されたほか、完走すると「JAF 国内Bライセンス」を取得する権利を付与。参加者が1日たっぷり走行できる魅力的なイベントです。 当日は快晴のもと、ダブルエントリーも含めて67枠もの参加者が集まる盛況ぶり。そのなかで、今回初めて参加したという20代のダイハツオーナー3人に、イベントに参加した感想を聞きました。
まさかのムーブラテ MT仕様!?
「ばななしぇいくらて」さんのムーブラテ ターボは、父親が新車で購入した個体を、自身が免許を取った際に譲り受けたとのこと。それ以降、なんと5速MTへ載せ替えをして公認取得、さらにエンジンチューンを実施して“ガチ”の走り仕様に仕上げたマシンとなっています。
足回りやブレーキパッドなどはショップに協力してもらったそうで、同じ世代のダイハツ車であればシャシーの共通パーツも多いので、部品に困ることはないとのことです。午後のタイムアタックでは、ボーナスで奮発して導入したという国産ハイグリップタイヤを履いて39秒台に入り、見事ターボクラスの2位を獲得しました。 「ダイハツさんは最近いろいろあって、メーカーとしては少し雰囲気が盛り下がっているかもしれません。でも、こうやって新車で購入したダイハツ車で、クルマや走りを楽しんでいる人がいることを、ダイハツで働く皆さんに伝わればいいなと思って参加しました」と話してくれました。