石破茂氏優勢も「党内にアンチが多い」 政治ジャーナリストが得票数の推計から総裁選の行方を予測
政治ジャーナリストの青山和弘氏が9月27日に実施される自民党総裁選の最新票読み予測をした。 【映像】「勝ち馬」の読み合い(相関図で解説) 青山氏は1週間前(9月15日時点)、得票数が3位までの候補者にしぼり、1位から小泉進次郎氏「議員65、党員75で計140」、石破茂氏は「議員35、党員95で計130」、高市早苗氏は「高議員35、党員85で計120」と予測。 そしてこの日は「先週から変わってきている」としつつ、石破氏は「議員票35、党員100で計135」、高市氏は「議員票45、党員90で計135」、小泉氏は「議員票65、党員65で計130」と提示した。 小泉氏がトップだったが党員票が伸び悩んでおり、そこに石破氏、高市氏の得票数が伸びてきていると分析。しかしその差はわずかで「決選投票になるとどうなるかわからない」と、三つ巴の戦いになるだろうと予想した。 今後1週間は「切り崩し合戦」になるとして「3人ともこれから集中砲火浴びる。これまでは小泉氏が集中砲火を浴びたが、本当に石破氏でいいのか、高市氏でいいのかの議論も高まってくる」と、論戦の動きも焦点になると語った。 石破氏の議員票が伸びていないことについては「増えてくる可能性はあるが、石破氏に対するネガ、アンチが党内に依然として強くある」とコメント。 さらに、「高市氏も決して議員票、議員の支持が多い人ではない。決選投票は議員票が決めるが、この2人の決戦になると熾烈な争いになるのではないか。小泉氏は議員票が多いので、決戦に残ると一定のアドバンテージがあるかもしれない」と、決選投票までの流を予測した。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部