「アメリカはショート、香港は朝までが基本」「1日12万円を保証、5000万以上稼ぎたい方は...」斡旋業者が明かす「海外出稼ぎ女子」を誘う衝撃の「募集要項」
「待遇はプリンセス扱い! 特に日本人女性は報酬が高いのでオススメです!」 パパ活業界ではそんな売り文句とともに“海外案件”と称される売春渡航の募集が相次いでいる。 【写真】パパ活グループで横行するヤバすぎる「海外出稼ぎ売春」の募集要項 今年4月4日、警視庁は日本人女性らを売春させる目的でアメリカの業者に斡旋したとして、交際クラブ社長である臼井良夫容疑者(53歳)や今村亮介容疑者(37歳)ら4人を職業安定法違反(有害業務の紹介など)の容疑で逮捕したと発表した。 「臼井容疑者らは求人サイトに募集してきた20代~30代の女性らを海外へと派遣した疑いが持たれています。本人たちは供述で『3年間で200~300人の女性を米国やオーストラリア、カナダで売春するよう斡旋していた』と説明しており、警視庁は他にも多くの女性を売春目的で渡航させていたとみて調べを進めています」(全国紙社会部記者)
現役アテンダーが語る驚愕の手口とは
冒頭の文言も海外で働く日本人を集めるメッセージの一例である。現役の斡旋業者の一人、A氏は“海外案件”の実態についてこう話す。 「海外での売春派遣が増えて来たのはここ3年ほど。金額で言えば今はアメリカが断トツ。次にカナダ、オーストラリアという順番。円安の影響もあってチップを合わせれば1日50万円以上、1ヵ月で1000万円以上を稼いだ子もいます。基本的に海外は本番NGですが、結局のところは女性次第。チップの額に応じて女の子が内容を決めるのが暗黙の了解になっています。人気なのはやはりAV女優。写真で見定めなきゃいけない一般の子と違い、彼女たちには事前資料として映像がある。その分、発注は多い。あとは英語が喋れる子はやはり需要があります」 幹部いわく、以前は中国を中心としたアジア圏にこぞって女の子たちが渡っていたというが、ここ最近は飽和状態に陥っているという。 「アジア圏は気軽に行ける分、女性の競争率も高くなっている。よほど美人ではない限り稼げないので今はヨーロッパに集中している。また中国人の金持ちはあまり自国内では派手に遊ばず、羽目を外すのはもっぱら海外。マカオよりもフィリピンのセブ島に行った方がチャイニーズ相手の商売が成り立ちます」(A氏) 働き方もまた、国によって千差万別だ。A氏が続ける。 「アメリカなどはショートが主流で60分ほど。反対にシンガポールなどは“アウトコール”と呼ばれるデート形式がメイン。香港ではカジノに隣接しているホテルで朝まで過ごすのが一般的だったりします。単価自体は日本とそこまで変わりませんが、円安とチップ文化で給料は跳ね上がる。ちなみに旅費などはすべて女性持ち。交通費を立て替えるスカウトもいるが、旅行目的で応募して現地に着くと平気で飛ぶ子もいるので、リスクヘッジの意味で本人に払わせるのがルールです」 パパ活女子たちが集まる専用のグループラインでは海外でのギャラ飲み募集の投稿も散見されるが、別の斡旋業者B氏はこう否定する。 「海外でのギャラ飲みはそのほとんどが存在しません。それは女の子たちを誘う口実に過ぎない。実際は性的サービスを行う売春業です。女の子たちは専用の施設で待機、もしくはホテルに向かってお客の相手をする。海外案件はそういう仕事が9割以上です」