天理市に建設中の新ごみ処理施設 やまとecoクリーンセンターで「火入れ式」/奈良
天理市に建設されている新しいごみ処理施設で7日、本格稼働を前に安全を祈願する火入れ式が行われました。 新しいごみ処理施設「やまとecoクリーンセンター」は、天理市など10市町村の7つのごみ処理施設をひとつに集約するもので、「山辺・県北西部広域環境衛生組合」が運営します。この施設は、災害時に停電した場合でも稼働できるほか、ごみ焼却のエネルギーを利用した温浴施設なども併設されます。7日の火入れ式では、地元の神社の宮司により安全を祈願した祝詞が読み上げられたあと、天理市の並河市長らの合図で焼却炉に点火されました。施設では、1日に最大284トンのごみ処理が可能といいます。組合を代表して挨拶した並河市長は、「この施設が、様々な自治体の参考にしてもらえる先進的事例になる」と期待しました。「やまとecoクリーンセンター」は、1月20日から試運転が開始され、5月1日からの本格稼働を予定しています。