<リビングの松永さん>中島健人、午前4時のクランクアップに駆け付けた向井康二&藤原大祐を見て涙「マジか…ほんとにゴメン。さすがにうれしすぎるわ」
中島健人(Sexy Zone)主演ドラマ「リビングの松永さん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の最終話が3月26日(火)に放送される。最終回を前に、クランクアップの様子とコメントが到着した。 【写真】中島健人&高橋ひかるが花束を持ち寄り添うクランクアップ写真 ■シェアハウスを舞台にしたラブコメ 本作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台。中島が演じるグラフィックデザイナー・松永純が、高橋ひかるが演じる女子高校生・園田美己とひょんなことから同じシェアハウスで共同生活をすることに。 恋に不器用な堅物のアラサー男と、ピュアで一生懸命で恋愛偏差値3の女子高校生が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していく、ドキドキ年の差ラブコメディー。 シェアハウスで暮らすメンバーとして、松永と男の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太郎を向井康二(Snow Man)が、医大に通う大学生で松永の恋のライバル・北条凌を藤原大祐、結婚してシェアハウスを卒業した不思議オタク系女子・服部あかねを大久保桜子、ヒロインの美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川智花が演じている。 ■中島健人&高橋ひかる、午前4時栃木県でクランクアップ 先日、栃木県足利市で、中島と高橋の二人のシーンでオールアップを迎えた「リビングの松永さん」。「ただいまのシーンをもちまして、園田美己役、高橋ひかるさんオールアップになります!」のコールを受け、高橋が「ほんまに寒い中、おつかれさまでした。撮影の2カ月半、あっという間で、こんなに楽しくて、こんなにカット割りが多い現場も初めて(笑)。勉強も楽しいことも、この現場がすごく青春でした!超楽しかった!!おつかれさまでした!!!」と晴れやかな笑顔であいさつ。 続いて、「松永純役、中島健人さんオールアップになります!」のコールが響き、「おつかれさまでした!」と大きな歓声と拍手に包まれる現場。そこに、向井が花束を抱えて、藤原とともに「おめでとうございます!」と登場。「え?うそー!!」と驚きを隠せない様子で喜びを爆発させる中島と高橋。 この日、クランクアップを迎えたのは午前4時過ぎ。1週間以上前にオールアップしていた向井と藤原が、サプライズで足利まで駆け付けたのだ。都内から車で片道1時間半はかかる場所。まさかの事態に「マジか!ちょっと待って!え~!うっそ…ほんとにゴメン。さすがにうれしすぎるわ」と思わず涙ぐみ、男泣きする中島。 中島は「11月の末から12月、1月の撮影中、リビングの現場とともに僕個人としても色んな節目を迎えていた、そういうタイミングでした。自分自身、立ち続けることがものすごく大変ではあったんですけど、リビングの現場があることで、ほんとに俺、救われました」と語ると、感情があふれて、思わず言葉につまる。そんな中島の肩を、向井が優しくトントン。 「こんなにあったかい現場に支えられていることが、自分が続けられる大きな源に、力になりました。『リビングの松永さん』という現場が今の自分にあって本当にうれしかったし、心より感謝しています。作品は一人では創り上げられないことも改めてこの作品を通して思いましたし、最高のあったかい仲間に巡り会えたことが、20代最後の僕の連続ドラマ主演として誇らしいものだと思っています。こんなすてきな作品に出会わせていただいてありがとうございました。ちゃんとしっかりとした強い未来を、みなさんと一緒に見られて行けたらいいなと思ってますので、こんな座長に皆さんついて来てくださって感謝しています。本当にありがとうございました!」とあいさつ。最後に「最高でした! 『リビングの松永さん』という現場に出会えてほんとに幸せ。ありがとー!」とシャウトして締めくくり、最高のクランクアップとなった。 ■中島健人コメント ――人生の節目に選んだ「リビングの松永さん」は、いかがでしたか? 20代最後に「リビングの松永さん」っていう、自分にとって最も落ち着ける場所があって良かったと思う。この作品という青春に思いっきり飛び込めたことがとにかくうれしかったな。青春のクッションだね。それぐらい柔らかかった。チームもキャストもみんな優しかったし、このチームにいる時は、すごく心が安らいだし。シェアハウスで暮らす人たちの気持ちがちょっと分かったというか、誰かといるとやっぱ心が和むんだなって。やっぱり人は一人じゃダメだと思ったし。このタイミングでシェアハウスのメンバーと一緒にいることができて、ほんとに心から良かったなって安心してる。 ――主題歌「puzzle」は、中島さんのSexy Zoneとしてのラストシングル。ドラマにもぴったりな本当にすてきな曲です。 そうだよね。色んな人から、「この歌詞はグループの状況について書かれてるの?」って言われるんだけど、この歌詞は「リビングの松永さん」のシェアハウスに向けた歌詞なんだよ。だからシェアハウスって、ある種グループみたいなもんなんだなって。Sexy Zoneにも共通項がめちゃくちゃあるし…って考えた時に、今の自分たちにもすごく重なる曲で、メンバー一人一人の胸を打つような楽曲にもなったし、ドラマを見てくれる視聴者の方々に松永さんの、シェアハウスの素敵さが伝わるような楽曲でもあるから。だから「リビングの松永さん」と「Sexy Zone」っていう、この2つを繋ぐ楽曲、それが「puzzle」なんだな…って思った。 ――主人公の松永純を演じきって、中島健人として、松永に共感できる部分は? 松永って、生まれ変わってるんだよね。一度、心を閉ざしてから、また自分らしさを取り戻すっていうことをしてるんですよ。だから、進化する松永のように、自分もこれから進化していく。この役にたくさんのエネルギーをもらえた気がします。改めて周りの方に感謝をしようって再認識できたドラマでもある。今回、共演者の方に、座長がまとめてくれたとか、リーダーとか、そういう言葉をいただいた今の自分は、きっとこれからの活動に、その言葉たちが活かされて行くんだろうなって思ってる。 ――最終回で、おすすめのシーンはありますか? 向井康二が松永の真似をしているシーンが好きなんだよね。松永がシェアハウスを出て行った後に、健太郎がミーコに“テマパ(手巻き寿司パーティー)やるぞ”って、松永の雰囲気をわざと醸し出しながら誘うシーンがあって。自分のいないシーンだったけど、実はリハーサルを見学して全部見てて。で、全部おもしろかった(笑)。めちゃめちゃ松永を研究しているヤツの芝居だった。松永として見ても、中島健人として見ても、おもしろかったんで、ぜひ楽しみにしてもらえれば! ――今夜の最終回、ケンティーさんからキャッチコピーと推しのコメント、お願いします! 「想定外の最終回!ラストシーンは松永らしい選択をします」。視聴者の方も、いい意味で期待を裏切られるんじゃないかなと思ってます。 ――最後に、中島健人さんにとって「リビングの松永さん」とは? ふかふかのソファー。どんなに疲れても、最上級の癒しをくれる作品でした! ■高橋ひかるコメント ――「リビングの松永さん」に出演して、良かったことは? やっぱり現場に“お父さん”みたいな存在がいるって、すごく大きいなと思って。もちろん中島健人さんのことです。お芝居に対してだけじゃなく、人としても色々な指南をしてくれて。「こうやってみたらいいんじゃない?」と私をプロデュースしてくださってました。初めての経験で、ここまで踏み込んでお話してくださる方ってあんまりいないし、誰に対してもこうやって深くコミュニケーションを取られる方がいたから、いつか私もこんな風に現場を包み込めるような人になれたらいいなって思ったし…憧れの人ができました。 ――これからの俳優人生に活かせることは? それも中島さんに詰まってましたね。思いやりとかも含めて、かっこよかったです。ぐうの音も出ないというか、そこ気付くんだとか、毎回毎回さすがでした。シェアハウスメンバーをはじめ共演者の皆さんにも、それぞれに憧れる、すてきだなって、私もこんな風になりたいなと思うポイントがあったから、すごく幸せでしたね。空気感で言うと、もちろん現場は仲良く見えてたし実際に楽しかったですけど、本当に深い関係になれたというか、お互いに信頼関係のある現場になったような気がします。深いコミュニケーションが取れていたからこそ、そう思えました。この現場じゃなかったらこう感じることはできなかったと思うので、それが私にとっての宝物ですね。すてきな仲間と出会えました。 ――今夜の最終回、見どころをお願いします! 私は「リビングの松永さん」は、皆さんの心が疲れた時とか、なんか頑張れない、やる気が出ないな…どうしようって思った時とかに温かい光を灯すような、そんな作品になったらいいなと思って演じてきました。真っ暗な中でも、遠くに見えるお家の電気がついてると、ちょっと安心感があるというか、真っ暗な中でも一つ光があるような、そんな作品になれたらいいなと。今夜の最終回では波乱も起きたりしますが、美己と松永、そして凌くんら登場人物それぞれがどうやってこれから歩んでいくのか、進んでいくのかを見守ってもらえたらと思います。 空っぽになった松永さんの部屋での凌くんとのシーンが、すごく苦しかったですね。でも、本当に真っ直ぐ向き合えたし、美己が感情を一番出しているシーンかもしれないです。これまで隠してきた感情というか、明るく振舞って本当の気持ちを隠してきた部分。それぞれの思いがどう結ばれていくかっていうのが最終回で見えると思うので、結末を温かく見守ってもらえたらと思います。一つずつピースを埋めていったパズルが、ようやく完成します。今夜の放送で最後のピースがはめられると思うとワクワクします。それをはめられるのは、皆さんが見てくださるからこそで、こういう愛の形があることが伝わればうれしいです。 ――最後に、高橋ひかるさんにとって「リビングの松永さん」とは? 実家!とてつもなく安心感があります(笑)。キャストもスタッフも全部含めて、みんなのことが大好きです。 ■向井康二コメント ――「リビングの松永さん」に出演して、良かったことは? ラブストーリーのドラマに出たいなって思っていたから、出られただけでもすごくありがたいですし、健人と芝居できたことももちろんやし、キャストもスタッフも、もうめっちゃいいチームだったから、自分が一員になれたこともうれしいし。 ま、良いことしかない。悪いことは、一つもなかったです! ――これからの俳優人生に活かせることは? 「あ、康二くん、恋愛系もいけるんだ!」って多分認識されたと思うんで(笑)。役者の仕事も大事に、マッサマンも大事に、全てを大事にしていくんで、これからも僕の全部を愛してほしいなと思います。 ――15年来の友人で、今回初共演となった中島健人さんの座長ぶりはいかがでしたか? やっぱね、いいヤツですよね。いいヤツっていうのはもちろん前から知ってましたけど、共演して健人の人柄に改めて触れられたので。現場も、健人がいてくれるとすごく盛り上がるから楽しいですね。ほんとに健人がいてくれて良かったです。当初、「健人を支えたい」って言ってましたけど、完全に僕が支えられてました。 ――今夜は最終回です! ほんとに、これで最後やね。「リビングの松永さん」最終回で、松永さんロスが起きちゃうと思うけど、皆さんの楽しいリビングが、これからもずっと続きますようにって祈ってます。ドラマが終わっても「リビ松」の熱を全然下げなくてもいいと思いますので、明日からも話題にしてほしいなって思います。とりあえず、最終回の12話は盛りだくさんです! 絶対見てや!! ――最後に、向井康二さんにとって「リビングの松永さん」とは? 俺のもう1つのリビングでしたね! ■藤原大祐コメント ――「リビングの松永さん」に出演して、良かったことは? 良かったことしかないです。まず、これまで、寡黙だけど愛はあって、しかも恋愛をするっていうような役をやったことがなかったので、僕からしたら挑戦の作品になりました。 ――これからの俳優人生に活かせることは? 現場で、中島健人さんや向井康二さんをはじめ、皆さんに可愛がっていただいて、楽しくて学びが多い現場でした。これからも頑張ろう!って本当に思います。 ――今夜の最終回、見どころをお願いします! 今、現段階だと松永さんとミーコの二人が離れちゃっているところから、どう結末を迎えるのかっていうところだと思うんですけど、凌が切ないですよね。「いいヤツ、凌」「なんでよ、凌」っていう感想は結構出てくるというか…僕としては出てきましたね。最終回の松永さんとの公園でのシーンは大切に演じました。あそこが一番トリガーになって、作品の結末をも動かしていると思ってて。どれだけ僕の言葉で動かせるかが、気持ちよく終われるかに繋がると思ってるので頑張りました。きっと凌の良さが全面に詰まってて、でもそれを超えた二人の良さも詰まってるし、それを見守るシェアハウスの皆さんの良さも詰まってるし、全員の良さが詰まった最終回になっていると思います。 ――最後に、藤原大祐さんにとって「リビングの松永さん」とは? 第2の実家。キャストスタッフの皆さんと作品自体の温かさで、現場に来ると安心するし、違うお仕事してこの現場に戻ると、なんか帰ってきた感があって。終わっちゃうと、寂しいな…。今、一人暮らし始めるみたいな感覚です。 ■大久保桜子コメント ――「リビングの松永さん」に出演して、良かったことは? 加藤諒さんに出会えたことがもちろんあるんですけど(笑)、本当にキャストの皆さんに恵まれた現場だったなって思って。みんなが優しくて、休憩中とかもこれでもかってぐらい、ずっと飽きないのかなってくらいゲームしてたりするので、すごく環境に恵まれた現場でした。中島健人さんは「こんなに座長っていう言葉がしっくりくる人、初めて見たな」ってくらい周りをよく見て、現場を、みんなを引っ張ってくれて。たこ焼きパーティーのシーンを撮影した時にも、軽い気持ちで黒川智花さんと「あったかいたこ焼き食べたいよね」って話してたら、知らない間に中島さんが注文されていて、「あと10分でたこ焼き届くから」って急に言われて。みんな大盛り上がりでした! すごい人だなって改めて思いました。 ――これからの俳優人生に活かせることは? 一番思ったのは、今まではなるべく台本通りに 監督に言われた通りにっていうのをまず意識してたんですけど、この現場で、チャレンジしてみてオッケーしてもらえると楽しいなって思ったので、今後も台本に書いてあることだけじゃなくて、自分なりにアイデアを持って行って挑戦できるようになれたらいいなって思いました。向井康二さんがチャレンジしまくってたので、自分も挑戦しやすかったのはありますね(笑)。 ――今夜の最終回、見どころをお願いします! 本当にほっこり温まるようなお話なんですけど、シェアハウスの中で一人ずつ幸せになっていく中で、最後の最後の終わり方が松永さんらしいなって個人的に思っています。良い終わり方、キュンとする終わり方。最後のドラマが終わる瞬間が私的な見どころかなって思います! ――最後に、大久保桜子さんにとって「リビングの松永さん」とは? “寒い時期に飲むホットココア”ですかね。現場がとにかく温かかったですし、本当に心温まるような甘いストーリーでもあるので、「リビングの松永さん」は、本当に温かい場所だなって思いました。 ■黒川智花コメント ――「リビングの松永さん」に出演して、良かったことは? ハートフルなこの作品のおかげで、本当にシェアハウスで過ごしたような仲間ができたと思っています。キャラクターが生き生きとしている原作の魅力が、ドラマでも視聴者の皆さんにお伝えできていればうれしいです。 ――9年ぶりの共演となった中島健人さんの座長ぶりはいかがでしたか? 中島さんはリーダーシップを全方位に示していました。演者だけでなくスタッフの一人一人にまで、男女隔てなく些細な変化に気が付いて、さらにそれを褒めて伸ばしてくれる座長でした。そのお陰で私も最後まで楽しく頑張れました(笑)。充実した撮影期間を過ごせたのも、懐が深くて頼もしい中島さんが座長だったからです。本当に感謝しています。初共演から9年の時を経て、最高の座長となっていた中島さんとの再会をとてもうれしく思っています。次の共演を心待ちにしつつ、ルームメイトとして今後のご活躍を応援しています! ――今夜の最終回、メッセージをお願いします! チーム一丸となって作品をお届けできたのも毎週楽しみに作品を見てくださる皆さんのおかげです。いよいよ迎える最終回。シェアハウスメンバーを最後まで見届けていただけたら幸いです。 ――最後に、黒川智花さんにとって「リビングの松永さん」とは? 私にとってリビ松チームの皆さんや視聴者の皆さんと思い出を「シェア」できる大切な作品になりました。スタッフ・キャストの皆さんとかけがえのない時間を過ごせた事に感謝です!本当にありがとうございました! ※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記