岸和田でホタルの舞 多くの見物人「今年は早いね」
岸和田市にある「相川ほたる遊歩道」で5月31日、ホタルの舞が見られ、多くの見物人でにぎわいを見せている。この遊歩道は、同市を流れる「津田川」の上流部で、毎年ホタルが飛び交う名物スポットとして知られている。
大阪管区気象台によると、同日の大阪市内の最高気温は29.2度で、午後10時でも気温は24度を観測。湿度も70%を超えていた。周囲は田んぼと山に囲まれた岸和田市相川町では、比較的涼しく感じたが、川の上をホタルがほのかな輝きを放ちながら飛び交う。 夜も家族連れなどでにぎわい、子供が「いっぱい飛んでる~」と喜ぶ光景が見られ、多くの人から「今年は早いなぁ」といった声も聞かれた。同遊歩道は南海ウイングバス南部「相川口」バス停付近にある。 同気象台によると、1日の近畿地方は高気圧に覆われて概ね晴れるが、日中は気圧の谷の影響で雲が広がりやすい見込みだという。