認知率が8割突破「ブラックフライデー」したい買い物で圧倒的1位は「安くなっている時に購入したい」
株式会社ONE COMPATHが運営する「Shufoo!(シュフー)」がこのほど、全国の男女1万5823人と小売・サービス企業などのべ29社を対象として、「ブラックフライデー」に関する意識調査を実施。その結果、2017年から続く8回目の調査で認知度がようやく8割を突破したことを発表した。 【調査結果】みんなの今年のブラックフライデー予算内訳 年々上昇中です 「ブラックフライデー」を知っているかどうかの質問に対して、83.7%の人が「知っている」と回答。昨年(75.8%)から7.9ポイントアップした。年代別に見ても、20代以上ではおよそ8割(78.5%)が認知しており、特に40代、50代ではそれぞれ86.0%、86.2%と高い認知度に。年末商戦の前哨戦、11月の買い物イベントとして定着してきていることが伺えた。 次に今年のブラックフライデーに買い物をしたいか意向を聞いたところ、およそ5割近く(47.2%)の人が「したい」と回答。こちらも昨年から3.5ポイントアップした。購入予定の商品やサービスを聞くと、最も多い回答が「日常的な食料品」(70.5%)に。「米が高いので安くなっている時に購入したい」(40代女性)などの声があがった。2位には「自分へのご褒美」が約4割(37.6%)が続いた。特に「ファッション・衣料品関連」(38.0%)や「健康・美容関連」(9.3%)の商品が人気だった。ブラックフライデーを生活費の節約手段として活用している人がいる一方で、ファッションや普段買えない食品、家電など、「自分へのご褒美」を購入する人も多いようだ。 また「ブラックフライデーセールに対する要望」も聞いてみたところ、「通常のセールよりさらにお得な商品をたくさん用意してもらいたい」(44.1%)が最も多い結果に。昨年は36.5%(2位)だったが大幅アップした。次いで「実施店が増えて欲しい」(42.0%)、「普段購入できないものを、とにかく安く購入したい」(31.2%)が続いた。 最後に「今年のブラックフライデーの購入予算」を聞くと、「5千円~1万円未満」が28.4%と最多。次いで「1万円~3万円未満」が25.6%だった。昨年2023年と比較すると、「3千円未満」(13.6%)、「3千円~5千円未満」(17.4%)の割合が減少する一方で、1万円以上(1万円~20万円未満)の割合が全体的に増えていることから、今年の購入予算は増加傾向。物価高の影響を受けつつも、購買意欲が向上している様子が見て取れた。 (よろず~ニュース調査班)
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