仮橋の完成イメージ

　奈良県の山下真知事は、去年末に土砂崩れが起きてから通行止めが続く下北山村の国道をう回する、仮の橋を設置すると発表しました。 　6月の中旬から下旬の設置を予定していて、工事の進捗によっては前倒しする可能性があるということです。 　橋の開通に合わせ、下北山村周辺への旅行を支援するキャンペーンを開始することも、明らかにしました。 　村内の宿泊施設に泊まった場合に、料金の半分（上限：宿泊のみ5000円　ツアー8000円）を県が補助するということです。

土砂崩れの現場（2023年12月）

　山下知事は会見で、「多大なるご不便をおかけしていることに申し訳なく思っている」「6月下旬から観光シーズンになる。ゴールデンウィーク中は全然お客が来ないと思う。大分ダメージを受けると思うので、その分を夏場に取り戻していただきたい」などと話しました。 　旅行支援キャンペーンは、仮の橋が設置されてから3ヵ月ほど実施される予定です。