くんちさながらの「諏訪っ子くんち」小学生の演技に大人も感無量 【長崎市】
テレビ長崎
長崎市の諏訪小学校で30日、恒例の「諏訪っ子くんちフェスティバル」が行われ、子供たちがくんちさながらのだしものを披露しました。 シャギリの音と子どもたちの声が校庭中に響き渡ります。 開校以来、28年続く諏訪小学校の一大イベント「諏訪っ子くんちフェスティバル」です。 長崎くんちの踊町が校区にいくつもある諏訪小学校には、長崎くんちに出演したことがある子どもが大勢います。 最初は「鯨の潮吹き」です。 2023年、長崎くんちの踊町だった万屋町で大船頭を務めた浅野 正宗くんが勇み唄をうたいあげました。 鯨は2024年、茶から黒に色を塗り替えました。 子供たちは新しい鯨を懸命に回し、いきいきと躍動させました。 清水希音さん(6年)、古澤瑠々花さん(6年) 「諏訪っ子くんちの一番町だったので盛り上げられるように頑張った。100点です」 こちらは「川船」です。 2024年の踊町「麹屋町」の人がじきじきに指導しました。 6年生の藤原 龍臣くんが網打船頭に初挑戦し、見事、一網打尽にしました。 屋根に校章を乗せた川船が、勢いよく回ります。 長采を務めたのは麹屋町の囃子で出演した小川 寧々さんです。 川船の長采 小川 寧々さん(6年) 「(くんちが終わって)寂しいなと思っていたけど、また諏訪っ子くんちでとっても楽しかったです。」 指導した麹屋町の人たちも子供たちのがんばりを目の当たりにし感無量です。 麹屋町の川船 長采 山本泰弘さん 「練習以上の本番を見せていただいて、根曳の方が逆に元気をもらった。お礼を言いたい。」 トリを飾ったのは「鯱太鼓」です。 子供たちは心をあわせて黄金の鯱を天高く舞い上げてみせました。 子供たちのすばらしい演技にモッテコーイが何度もかけられていました。
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