【ボート】桐生順平が地元の戸田周年連覇 人気に応える逃走「めちゃくちゃうれしい」
「戸田プリムローズ・G1」(4日、戸田) 1号艇の桐生順平(37)=埼玉・100期・A1=がイン速攻で1着。地元の戸田周年は通算4回目のVで前回の67周年に続く連覇を決めた。2着には3号艇の茅原悠紀(岡山)、3着には6号艇の関浩哉(群馬)が入り、3連単は1490円の本命決着となった。 本番は強い向かい風になったが、スロー3艇はいずれも0台のスタートを決めた。インの桐生はコンマ06で3番手になったが、それでも冷静に先マイに持ち込んで逃走。そのままVゴールを駆け抜けた。「エンジンに助けられました。自分の中では、かなりいいエンジンだと思う。優勝を確信したのは1周2Mを回ってからくらいだと思います」と振り返った。 レース後は「本当にうれしい。めちゃくちゃうれしい」と地元周年連覇をかみしめて笑顔満開。「苦しい中で結果が出たことが自分にとって一番うれしい。今年出られるG1は次節の蒲郡周年で最後(4月の児島周年準優Fの罰則)だし、大きいことは言えないけど、とにかく走れるレースは結果を求めて走ります」。次節以降もストイックな走りでファンを魅了する。