堺雅人、映画『FLY！／フライ！』日本語吹替版キャスト報告会に登場

　俳優の堺雅人が5日、都内で行われた映画『FLY！／フライ！』の日本語吹替版キャスト報告会に麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一と共に出席。本作でカモ役を演じ「謎だらけでした」と振り返った。 【写真】ミュージカル『SPY×FAMILY』でアーニャ役を務めた池村碧彩が“娘カモ”グウェンを担当 　本作は『ミニオンズ』『怪盗グルー』シリーズを手掛けたイルミネーションの最新作。同アニメーション・スタジオが、『SING／シング』以来7年ぶりの完全オリジナルストーリーで贈る本作は、渡り鳥なのに1度も移動をしたことがないカモの一家の初めての大移動を描いた心温まる物語となっている。 　とても家族思いだけどちょっと神経質な父親・マックを演じた堺は、本作に参加しようと思った理由を「そりゃあカモ役だからですよ！　カモなんてなかなかできないですからね。うれしかったです」と告白。実際にやってみてどうだったかという質問には「よくわからないね、カモは！」と答えて会場の笑いを誘った。堺は「渡り鳥がなぜ渡るのかっていうのも定説がないようで。いろいろ調べたんだけど結局わからない。なぜ渡るかもわからない…謎だらけでした、この役」と続けながらも、「でもとっても楽しかったです。まさか自分がカモになれるとはね」と声を弾ませた。 　さらに堺は「なるべくカモを食べないように…と思ったんですよ」と打ち明け、「でも意識すればするほどカモ料理が目に入っちゃって。4回くらい食べちゃったかな、収録中に。結構食べたんですよ」と暴露。ダメだと思えば思うほど気になってしまったと明かした。 　本作にちなみ、自分の人生の中で成長したタイミングを聞かれると堺は「それぞれの作品で新しい経験をさせてもらっている」とコメント。「それがなかったら本当になるべく挑戦をせず、平穏無事に現状維持でやっていくタイプなので、作品でいろんなところに無理やり連れて行かれるおかげで成長させていただいているなという感じです」と話した。 　フォトセッションの前にはサプライズで『FLY！／フライ！』オリジナル“特大”チョコレートケーキが登場。バレンタインのときに最大で何個のチョコをもらったかと聞かれると堺は「最大で3個かな」と答え「丁寧にゆっくり食べましたね。時間をかけて」と明かしていた。 　アニメ映画『FLY！／フライ！』は、3月15日全国公開。