改造費600万円かけた「ほぼ無敵」のランドローバー、「ディフェンダー 110」が完成!
チューナーの「アークティックトラック」社は、ランドローバー「ディフェンダー 110」の最新ボディキットを発表した。 【他の写真を見る】チューンド・バイ・アークティックトラックのディフェンダーAT35
向かうところ敵なしのディフェンダー110
30年以上の歴史をもつ「アークティックトラック」社は、オフロードチューニングのスペシャリストとして名を馳せるアイスランドのチューニングブランドで、これまでトヨタ「ハイラックス」や「ランドクルーザー」のカスタムも手掛けている。完成したチューニングモデルは「AT35」という名称が付けられるが、これは「アークティックトラック」の略からきている。 「ディフェンダーAT35」は、20インチの鍛造アルミホイールに、35インチのBF Goodrich KO2オールテレーン、またはマッドテレーンタイヤが装着される。大幅に大型化されたこのタイヤには、ボディカラーまたはブラックのどちらかで仕上げることができる、巨大なフェンダーフレアが組み合わされている。 その他エクステリアの変更には、多数の「アークティックトラック」エンブレムを配置、延長されたアルミ製サイドステップ、拡大されたマッドフラップなどがある。またオプションには、テールゲートのフルサイズのスペアホイールと、ルーフの追加LED、さらには、専用のレザーと高級フロアマットでインテリアをアップグレードすることも可能だ。 最後に足回りの強化だが、サスペンションのアップグレードに2つのオプションを提供する。標準のエアサスペンションを15 mm(0.6インチ)リフトアップするほか、ビルシュタインの10段階調整式コイルオーバーのオプションもあり、これにより地上高が20 mm(0.8インチ)増加するという。 ディフェンダー 110 AT35は、すべて2週間の組み立て期間が必要で、その全工程はオックスフォードシャー州バンベリーにあるアークティックトラックの英国本社で行われる。 また、気になる改造費だが、税抜きで38,058ドル(約600万円)かかり、ディフェンダー 110 のすべてのバージョンと互換性がある一方、残念ながら、ディフェンダー 90 および 130 のボディスタイルではまだ利用できないという。 アークティックトラック社では、ディフェンダーAT35を「ほぼ無敵」と断言している。
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