障害者施設でコミュニケーションを取るのが難しい女性利用者を床に叩きつけるなど暴行か 管理者の32歳男を逮捕 大阪・貝塚市
大阪府貝塚市の障害者福祉施設で、利用者の女性を床に叩きつけるなどの暴行を加えたとして、施設管理者の男が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、貝塚市にある生活介護事業所「アップル」の管理者・品田征秀容疑者(32)です。 品田容疑者は12日午前、施設の出入り口付近で利用者の女性(48)の両手をつかんで引きずり、床に叩きつける暴行を加えた疑いが持たれています。 女性は、顔や頭にけがをして入院しています。 この施設では、重度の障害がある人の生活支援などをしていて、被害にあった女性も知的障害があり、コミュニケーションを取ることが難しいということです。 12月8日、「施設で虐待行為があったので相談したい」と匿名の通報があり、警察が捜査していました。 品田容疑者は警察に対し、「被害者の両腕を抱えて引きずったが、床に叩きつけるという部分は間違っている」と、容疑を否認しているということです。 この施設の元職員は、品田容疑者が他の利用者に対しても頭を叩いたり足で蹴ったりしていたと話していて、警察は日常的に暴行していた可能性もあるとみて捜査しています。
ABCテレビ