TEXT=中井シノブ

今、リフレッシュを目的としたウェルネスツーリズムが注目されている。革新的なウェルネス施設を有する最新ラグジュアリーホテルや、心身の調和を図るリトリート施設が、新たな「一手」だ。今回は、京都・東山「シックスセンシズ 京都」を紹介する。 【写真】「シックスセンシズ 京都」の温浴施設、客室etc.

世界有数のウェルビーイングを和みの地・京都で

多忙なゲストを迎えるホテルには、ラグジュアリーさに加え、心身を癒やし整えるサービスが求められる。例えばスパなどの温浴施設、ヨガや禅といったヒーリングアクティビティ。滞在することで身体を癒やし心を潤すステイケーションの場が、現代人には必要だ。 2024年4月、京都・東山に開業する「シックスセンシズ 京都」は、ウェルネスやサステナビリティを体感できる自然派のラグジュアリーホテル。 なかでも力を入れているのが、最先端科学と伝統を融合させ、オリジナリティあるメニューを実現した「シックスセンシズ スパ 京都」だ。温もりを大切にする伝統療法と最先端技術の両方を駆使したセラピーで、ゲストの心身の回復を促すという。 最先端機器を備えたバイオハックリカバリーラウンジでは、疲労を早く回復するデバイスや肌質の改善が期待できる赤外線フェイスマスクなどが備えられている。 さらに、約40種類の主要なバイオマーカーのスクリーニングを通し、ゲストが抱える問題を速やかに分析。それぞれの状況に最適なプランを提案し、要望に沿って、半日から最大6日までのウェルネスプログラムも揃っている。 スパに併設された体験型のスペース「アルケミーバー」では、天然由来の素材を用いた手作りワークショップなどが開催される予定だ。地野菜や発酵食品など京都の食材を使った健康的な料理や寿司を味わい、内側からも身体をいたわる。 ウェルネスとアンチエイジングを旅の目的に、これまでにない京都ステイを体験したい。 シックスセンシズ 京都／Six Senses Kyoto 2024年4月23日OPEN