中国・三つ子のジャイアントパンダの長女「モンモン」がメスの赤ちゃんを出産
【東方新報】世界で唯一の三つ子のパンダの長女「萌萌(モンモン、Meng Meng)」が、128日間の妊娠期間を経て、6月18日に無事メスの赤ちゃんを出産したことを、広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)のサファリパーク「長隆野生動物世界(Chimelong Safari Park)」が発表した。 同パークのジャイアントパンダ保護チームによると、この赤ちゃんは出産時に大声で泣き、外見も正常、健康状態も良好で、誕生時の178グラムから7月1日時点では423.5グラムにまで成長したという。 保護チームは毎日赤ちゃんの健康診断を行い、成長データを綿密に記録している。ピンク色の皮膚に白い毛が生え、目、耳、肩、手足の周りが黒くなり始めているという。 広東省に「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」が設立されて以来、同パークでは合計11頭の子パンダを繁殖させている。 同パークでは2014年に、世界で唯一現存するジャイアントパンダの三つ子、「モンモ」「帥帥(シュアイシュアイ、Shuai Shuai)」「酷酷(クークー、Ku Ku)」が誕生し、それ以来このパークは「パンダの楽園」と呼ばれるようになった。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。