【RIZIN】『超RIZIN.3』参戦ファイターカタログ「Vol.2 平本蓮」
7月28日開催の『Yogibo presents 超RIZIN.3』(さいたまスーパーアリーナ)に向けて、ORICON NEWSでは大会の魅力を伝えるため、出場する全選手のプロフィールを紹介していく。 【画像多数】平本蓮とコナー・マクレガーが初遭遇したトーク場面「一緒に練習できるね」 第2回は、66キロのMMAルールで朝倉未来と対戦する平本蓮。この一戦を巡っては、お互いが負けたら引退することを名言するなど、かつてないほどに緊張感が高まる。会見では「BreakingDownルールに則って1分以内で倒します」と強気を崩さなかった平本だが、有言実行となるか。 ■平本蓮 基本データ 名前:平本蓮 出身地:日本 東京都 生年月日:1998年6月27日 身長:173cm リーチ:179cm (70inc) 体重:66.0kg 所属:剛毅會 X:@renhiramotoXX ■プロフィール ボクシング経験のある父の勧めで、キックボクシングを始める。神童・那須川天心とは幼なじみで、小学生の頃からスパーリングを繰り返し、技術を磨く。アマチュア時代は100戦し95勝という恐るべき戦績を残し、14年11月にはK-1甲子園2014 -65kgの決勝戦で佐野天馬を破り、高校1年生で優勝を果たした。 15年にプロデビューすると、K-1、Krushのリングで活躍し、17年にはK-1ライト級世界トーナメントに出場。準決勝でゴンナパー・ウィラサクレックを破る大金星を挙げ、準優勝に輝いた。そして18年には、これまで日本人相手に無類の強さを誇っていたゲーオ・ウィラサクレックと対戦。二度のダウンを奪い、日本人初となるゲーオからKO勝利し、喝采を浴びた。 以降はK-1のリングから離れ、去就が注目されていたが、19年末のBELLATOR JAPANへの電撃参戦が決定。RIZINデビュー戦ではキックボクシングルールで芦田崇宏と対戦し、1Rに3ノックダウンを奪いデビュー戦を勝利で飾った。 その後、MMAへの転向を表明し、20年大みそかのRIZIN.26で萩原京平相手にMMAデビュー戦を果たすもMMAの洗礼を受けデビュー戦を白星で飾ることができなかった。その後は渡米し名門ルーファスポーツで強豪たちと鎬を削り、同門の現Bellatorバンタム級王者のセルジオ・ペティスとは堀口恭司とのタイトルマッチでセコンドに指名されるほどの信頼関係を築く。 帰国後は石渡伸太郎の下でMMAを学び、約1年3ヶ月ぶりにMMA2戦目を22年3月RIZIN LANDMARK vol.2で鈴木千裕相手に戦うも判定負けを喫する。22年7月の沖縄大会で鈴木博昭相手に得意の打撃で攻め、MMA初勝利を掴んだ。22年11月のRIZIN LANDMARK 4でベテラン弥益ドミネーター聡志と対戦すると、新たに取り入れ空手を生かし打撃を効かせ、フルラウンドの末3-0判定勝利を収めた。 22年12月のRIZIN.40大みそか大会に連続参戦すると、スタンディングバウト特別ルールで梅野源治と対戦。試合終了とほぼ同タイミングで左フックがヒットし梅野をノックダウンするも、エキシビションにつき勝敗なしとなった。試合後のリング上で榊原CEOとともに斎藤裕が登壇すると、平本と斎藤が23年春に対戦することが発表された。 23年4月のRIZIN LANDMARK 5で斎藤と対戦。試合はフルラウンドまでもつれ込んだがスプ リットにより惜敗を喫した。その後も剛毅會で鍛錬を積み、約8ヵ月ぶりの再起戦となった23年大晦日のRIZIN.45でYA-MANと対戦し、フルラウンドの末3-0で勝利した。 今回、予てより対戦を熱望していた朝倉未来との試合が実現。朝倉に勝利し、名実ともに世代交代を果たしたい。