“昔遊び”楽しい!こま回しやお手玉などで交流 子どもから高齢者まで遊び通じて地域の絆深める 秋田市
秋田テレビ
秋田市で9日、冬休み中の子どもたちが昔ながらの遊びを通じて地域の人と交流しました。 秋田市の南部市民サービスセンター別館には、地域の高齢者や冬休み中の小学生など約130人が集まり、昔ながらの遊びを通じて交流を深めました。 会場には、お手玉やけん玉など昔懐かしい、子どもたちにとっては新鮮かもしれない遊びがずらりと並びました。 「こま回し」は、高齢者からひもの巻き方や投げ方を教わりながら挑戦しましたが、子どもたちにはちょっぴり難しかったようです。 ひときわ多くの子どもたちが集まっていたのは「餅つき」のコーナーです。子どもたちは、昔ながらの臼ときねを使った餅つきに見入っていました。 そして、つきたての餅は大福に。ちぎった餅を薄く伸ばし、あんこを包んで丸く形を整えていました。 参加した子どもたちは「お手玉を初めてやったけれど、上手にできてうれしかった」「やれなかったことがいつの間にかやれるようになっていて、またやってみたいと思った」などと話し、大いに楽しんだ様子でした。 こま回しを教えていた男性は「小さい子どもたちを見れば、自分もこうして遊んだなと懐かしい」と目を細めていました。 また、お手玉で子どもたちと交流した女性は「遊ぶつもりが遊ばれてしまった。20代になった気分。20代になって子どもを育てているような感じ。自分が育てられているのよね、子どもたちに」と笑顔を見せていました。 子どもたちにとっては冬休みの楽しい思い出に、高齢者にとっては元気をもらえるひとときとなったようです。
秋田テレビ